シリーズでお伝えすることにしていた伝承野菜の記事ですが、第1回からだいぶ間が空いてしまいました。
山形県の内陸部にある真室川町(まむろがわまち)からお取り寄せした18種類の野菜の中から順次ご紹介していくシリーズ。
前回が七夕白ささぎと三次郎茄子、
そして今回は色とりどりのにんじんとオクラです!
送られてきたにんじんは、大人の親指くらいの可愛らしい太さ。
オレンジ、黄色、紫の3色で、オレンジと黄色は中身も同じ色でしたが、紫のは内側が薄い黄色になっていました。
生で食べてもほんのり甘くて、とにかく美味しい。
そのまま食べたくなるくらい美味しいにんじんって、なかなか出会えません。
生で食べるのが美味しいとはいえ、これだけの量を一気に消費することはできないので、酢漬けのラペにして、日持ちさせました。
せっかくなので色々な料理にしたくて、きんぴらも作りました。
この日の我が家の酒盛りがワインとチューハイだったので洋風のおつまみにしようと、クラッカーにクリームチーズと一緒にきんぴらも載せてみましたが、これもまた絶品でした。
美味しいにんじんは、何にしても美味しい!
もう一つの食材は、オクラ。
今回は普通のオクラと、白丸オクラという、ちょっと白っぽい色のオクラです。
白丸オクラは見るのも初めてなので、素材の味をしっかり味わおうと、おろしニンニクと塩だけで調味する「塩オクラ」にしてみました!
これまた絶品。
どちらも甘みと旨みたっぷりのオクラでしたが、白丸オクラの方が少し甘みが強く感じました。
毎年、夏の間にオクラをいっぱい食べますが、こんなに美味しいオクラを毎度おなかいっぱい食べられたら、幸せだろうなぁ。
そのほか、伝承野菜としては外せない食用菊については別記事で解説しましたが、
すべてに共通しているのは、やはり丁寧に作られたお野菜は本当に美味しいということ。
豊かな自然が育む作物は、暖かい太陽と清々しい水の味がします。
今後も引き続き、山形の美味しい幸の解説を随時していきますので、どうぞお楽しみに!