「和牛」と言えば松阪牛や神戸牛、それに飛騨牛などの知名度が圧倒的に高いですが、味で勝負すれば東北のお肉もまったく引けを取りません。
東北産の牛肉の中でも特に知名度が高いのは米沢牛や仙台牛ですが、意外と「穴場」なのが秋田県の牛肉。
今週のお題が「ふるさと納税」ですが、私はこの牛に、まさにふるさと納税で出会いました。
口どけが良くなめらかな肉質が特徴の秋田牛は、出回る数こそ少ないですが、一度食べたら納得すること請け合いの美味しさ。
今日は秋田牛の魅力に迫ります!
米どころ秋田の牛は、エサに米を混ぜて肥育されます。
お米を食べる牛はオレイン酸(悪玉コレステロールを減らす働きがあるとされる)を多く含むというデータがあり、オレイン酸を多く含む牛肉は一般に、口どけが良くなめらかであると言われています。
飼料用米を一定量以上与えられ、3等級以上の肉質を持ち、最長飼養地が秋田県内である黒毛和種が「秋田牛」と名乗ることができます。
お米を食べた牛が美味しいことは実際に日本食品分析センターでの試験でもわかっていて、通常のエサを与えた牛と比べ、柔らかく、多汁性があり、旨味が強いと評価されています。
美味しいのに聞いたことがない、食べたことがないという人がほとんどなのは、そもそも数が少ないからです。
秋田県で飼育される肉牛は20,000頭弱。
全国の肉牛の1%にも満たないのです(いずれも2020年農水省データ)。
そんな希少な秋田牛を食べるには、やはりピンポイントでお肉屋さんから取り寄せるのが確実。
JA秋田のHPには、秋田牛を扱うお肉屋さんの一覧があり、ネットで全国どこからでも注文できるサイトもあります。
(上記は県北エリアの例。なお、一覧のトップに載る「ミートショップ 肉のまつお」のHPで売っているのは、秋田牛の中でもさらに細かく分類された「松尾牛」。)
同じレベルの品質でもっと知名度の高いお肉を買おうとすると、やはり圧倒的に値段が違います。
味だけでなくコスパもいいのが秋田県の牛。
ちなみに、秋田牛の中でも「松尾牛」や「うご牛」など地域ごとにブランドがありますが、中でも特に希少なのが「みなせ牛」。
なんと、生産農家が1軒しかないという、信じられないほどのレア度です。
私も一度だけふるさと納税でいただいたことがありますが、とろけるような柔らかさと旨みは今も忘れられません。
その幻のみなせ牛が、なんとネットで買えるようになったというニュースを発見しました。
これはぜひともお取り寄せしたい…!
なんだかまだ普通のネットショップというより、お店の紹介HPにメールアドレスが掲載されているだけのような気がするのがご愛敬ですが、気になる方はぜひ問い合わせてみてください!!
minase-meat-center.jimdosite.com
食べれば納得の旨さの秋田牛、ぜひご賞味ください!