青森でスイーツといえば当然ながらアップルパイを思い浮かべるところですが、日本一りんごを生産する津軽平野は美味しいスイーツの宝庫でもあります。
今回は食べた人を虜にする、しっとり濃厚ショコラをご紹介します。
ラグノオの始まりは、明治17年に弘前市内に創業した「和菓子さゝき」でした。
小さな駄菓子屋さんから始まったお店は次第に大きな店舗を構えるようになり、昭和50年には工場ができ、本社ビルや支店ができていき、今ではお菓子の博覧会で数々の賞をもらう老舗メーカーとなりました。
現在、看板商品はもちろんアップルパイですが、
私の一番のおすすめはこちら。
「ポロショコラ」というチョコレートケーキです。
約500円という手頃さからは想像できない美味しさで、コスパ抜群。
数人の家族で食べきるのにちょうどいいサイズで、また開封しても乾燥しないように封のできる袋に入れて冷蔵庫に保管すれば数日間は平気なので1人暮らしでも食べられます。
さらに嬉しいのは、最近都内のスーパーやコンビニでも販売されるようになったこと。
以前、テレビの報道番組でラグノオの営業さんが販路拡大に努めている姿が紹介されていたことがあって、きっとこういう地道な努力の結果、東京にいても手軽に食べられるようになったのだとしみじみ感じた記憶があります。
ちなみに、せっかく青森の老舗メーカーのスイーツをいただくならやっぱりりんごの入ったスイーツがいい!という方には、こちらがおすすめ。
「ポロショコラ」に青森県産りんごと、りんごのお酒であるシードルが組み合わされた「森ショコラ」。
こちらも私の大好きな商品です。
公式ページの紹介はこちら!
ラグノオには他にも洋菓子から和菓子まで幅広いラインナップがありますが、どれを選んでも味・コスパともに「ハズレなし」という心強さ。
おうち時間のためのスイーツにも、そして気軽なプレゼントにもおすすめです。
弘前はラグノオの他にもお菓子メーカーが数多くありますし、パティスリーも豊富にあって、以前ご紹介したアンジェリックも弘前です。
関東にいると美味しいスイーツは東京に集中していて、やっぱり人口が多い都市部ほど美味しいものがあるのかなと思ってしまいますが、個人的に東北一スイーツに強いのは(人口最大の仙台ではなく!)弘前。
もともと手焼きせんべいなどの郷土菓子があって美味しいお菓子を作る土壌があったところに、特産のりんごをなんとかして売り出したいという人々の努力が重なって、今の"美味しい弘前"があるのかもしれません。