最近ふと気になった、ネットニュースの記事。
最近おうち時間が増えたことでAmazon PrimeやHuluで映画を見ることも多くなって、複数の作品で見かけるロケ地が気になっている人も多いのでは!?ということで都内の4か所が挙げられているのですが…、
え、東北によく似た場所が結構あるのに…!
と思ってしまう私。
ということで、今日は「あのロケ地にそっくりなみちのくの絶景」をご紹介します。
はじめに挙げたいのは、毎年秋に明治神宮の外苑にそっくりなイチョウの紅葉が楽しめる、福島県内有数の紅葉名所、あづま総合運動公園(福島市)。
神宮外苑と並べてみると、こんな感じ。
一瞬見間違えそうなくらいそっくりですが、神宮外苑ほど混むこともなく、気持ちに余裕を持って散策できます。
めったに雪が降らない東京とは対照的に冬は普通に雪も降りますし、四季折々の表情がくっきりしているのも特徴です。
もちろん春は桜が咲きますし、足元には里山の可憐な草花がカラフルに咲き乱れます。
冒頭のネットニュース記事で2か所目に出てくる西新宿の「LOVEのオブジェ」は流石に同様のオブジェが存在しないですが、3か所目の「目黒川の桜」なら、負けないものが東北にも。
弘前公園は、現存12天守の一つ・弘前城を有する公園で、敷地内には約2500本の桜が植えられています。
早咲きから遅咲きまで様々な種類があり、例年ゴールデンウイークまでお花見ができる、東北有数の桜の名所です。
目黒川の桜が登場する映画やドラマは数えきれないほどで、ざっと挙げるだけでも『最高の離婚』(2013年、フジ)、『MIU404』(2020年、TBS)、『ロングバケーション』(1996年、フジ)、『失恋ショコラティエ』(2014年、フジ)、『この恋あたためますか』(2020年、TBS)などなど。
それだけ美しい名所と言うことができますが、弘前公園にはその約3倍の桜が存在するので、やはり圧巻です。
ちなみに天守閣付近の風景もちろん素敵ですが、中でもお堀の桜は別格。
特に桜吹雪の時期にはお堀の水面にできた花筏(はないかだ)が、得も言われぬ光景を作り出します。
最後の1か所、テレコムセンタービル(東京テレコムセンター、東京都江東区)は、"近未来的"という意味でよく似ている建物が秋田県にあります。
テレコムセンターのように空港の代わりの映像として使うことはできないかもしれませんが、雰囲気はかなり近いです。
この美術館は、秋田県横手市の「秋田ふるさと村」の中に1994年オープンし、秋田にゆかりのある江戸~現代の絵画を中心に収蔵しています。
秋田県内には他にもレオナール藤田(藤田嗣治)の巨大壁画を有する秋田県立美術館や、漫画の原画を数多く所蔵する横手市増田まんが美術館もあって、実は言わずと知れた芸術の宝庫なのです。
ちなみにここまで、「東京にある映画のロケ地によく似た東北の絶景」ということで解説してきましたが、そもそも東北は、それ自体よく映画のロケ地に選ばれている場所です。
特に有名なのは仙台で、市内を流れる一級河川・広瀬川の見える風景は数々の有名映画監督に選ばれてきた名所でもあります。
このブログでも引き続き、東北にある数えきれないほどの絶景をお伝えしていく予定です!