みちなるみちのく

東北180市町村を回った筆者が、あなたの知らない東北(みちのく)をご紹介します。

うどんだけじゃない!つるつるの「稲庭そうめん」は夏にぴったり

まだ梅雨入りもしていないにもかかわらず、まるで梅雨明けみたいに晴れ間が続く予想の今週の関東。

今週のお題「そうめん」になっていることだし、ちょっと先取りしてお昼にそうめん…というのも良いかも。

東北には秋田県南部を中心とした地域に、全国的にも知名度の高い「稲庭うどん」がありますが、実はうどんだけでなく「稲庭そうめん」もあります。

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真夏日が続くから、真夏じゃなくてもそうめんを食べたくなる。

稲庭うどんと言えば、秋田県南部にある湯沢市稲庭地区を中心に、350年以上も製造され食べられ続けてきた伝統のうどんです。

日本三大うどんにも数えられるほどの地名度で、少し細めの平べったい麺が特徴。

つるつるとした滑らかな表面でのど越しが良く、またほどよいコシがあって食べやすく、私自身も大好きなうどんです。

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冷たいのも温かいのも美味しい、稲庭うどん。

その稲庭うどんの「そうめん版」とも言える稲庭そうめんは、稲庭うどん同様、滑らかな表面とほどよいコシで、暑さで体も心もやられてしまいそうな時期にぴったり

食欲がなくてもつるっと食べることができて、だんだんお腹が満たされるとともに小麦の風味に癒されて、元気になれそうなそうめんです。

www.kanbun.co.jp

実は、稲庭うどんの製法自体が、もともと少しそうめんに似ています

讃岐うどんなど典型的なコシの強いうどんとは違い、足踏みで弾力のある生地を作ることはしませんし、切った麺を細く延ばしながら手でヨリを掛けていくやり方や、材料に関していも少しそうめん寄りです。

そういった背景が、美味しいそうめんを生み出したきっかけの一つかもしれません。

ちなみに稲庭うどん=秋田というイメージの強い方が多いかと思いますが、稲庭うどんも稲庭そうめんも、秋田・山形の両県で製造しています。

一番有名なのは秋田県の佐藤養助商店ですが、もともと発祥の地が秋田・山形の県境にかなり近い場所なので、山形県の中でも秋田に近い地域では盛んに生産されています。

menjiman.com

最近はオンラインショップで買えるものが増えてきて、選択肢も多いので、ぜひこの夏、稲庭そうめんをご賞味ください!