みちなるみちのく

東北180市町村を回った筆者が、あなたの知らない東北(みちのく)をご紹介します。

小さな美しい漁港の街に住みたい(住みたい場所①秋田・小砂川)

今週のお題「住みたい場所」ということで、私の独断と偏見で東北の"住みたい場所"をご紹介していきます。

第何弾までやれるか不透明ですが、まずは第一弾

秋田県にかほ市にある、小砂川(こさがわ)地域です。

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小砂川は、小さな漁港を持つ静かな街です。

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10隻あるかないかくらいの漁船が並ぶ小さな港、小砂川漁港。

漁の目玉は夏に岩牡蠣、冬にはタラ

特に岸のすぐ近くで獲れる岩牡蠣は、すぐ近くにそびえる鳥海山の伏流水ダイレクトに海に流れ込むという、地形の恵みが生み出した小砂川自慢の幸です。

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旨みと甘みがぎゅっと詰まった小砂川の岩牡蠣は、遠くから食べにくる人も多い。

秋田・山形の県境にそびえる鳥海山(ちょうかいさん)は、海岸からすぐの立地にも関わらず標高は2236メートルもあり、山頂付近には夏でも解けない万年雪(まんねんゆき)があるほど雪の量が多い山です。

その雪解け水は伏流水となって四方へ流れて行き、一部は海まで到達します。

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「秋田富士」や「出羽富士」の異名も持つ鳥海山は、なだらかなように見えて標高が2000メートルを超えている。

山のミネラルたっぷりの伏流水は透明度も高く、美しい海を形成します。

晴れた日にはいつまでも眺めていたくなるような、絵画の中のような風景。

そして同時に、岩牡蠣をはじめ、アワビサザエなどを育む、豊かな漁場でもあります。

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どこまでもどこまでも青く美しい海。

鳥海山の伏流水はいたるところから湧き出ていて、数多くの美しい渓流や滝が観光地にもなっています。

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景勝地の一つ「二ノ滝」周辺。

透き通った水は生活を潤す存在にもなっていて、伏流水が湧き出る場所には水汲み場もあります。

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近所の人が日常的に水を汲みに来ている。

 夏にはときどきスイカを冷やしている人も。

 自然の恵みとともに生きる場所で、自然とともに味わう贅沢です。 

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こんなふうに冷やされているスイカを見られる場所が、日本では随分減ってしまった。

 美しいものに囲まれて過ごす、穏やかで特別な時間が、ここにはあります。

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小砂川の漁業を支える漁師さんの1人。最近は若い漁師さんも少しずつ増えてきた。

住みたい場所・第一弾、秋田県の小砂川。

私の大好きな場所を、明日以降もご紹介していきます!