みちなるみちのく

東北180市町村を回った筆者が、あなたの知らない東北(みちのく)をご紹介します。

迫力満点!ほとばしる大噴湯と紅葉のコラボ:小安峡(秋田・湯沢)

秋が深まるとともに東北の紅葉前線北から南へ、そして山の頂から麓へと、着実に降りてきています。

今日ご紹介するのは、ダイナミックな噴湯と繊細な紅葉が奇跡的にコラボする、秋田県湯沢市小安峡(おやすきょう)です。

小安峡(おやすきょう)は、秋田県の南東部、宮城・山形・岩手との県境付近の山あいを流れる峡谷です。

皆瀬川という川の一部で、急流が長い年月をかけて両岸を削って深いV字谷を形成し、迫力ある高低差を生み出しています。

この谷底から噴き出しているのが、地下の火山活動に起因する熱湯と蒸気

地熱が溜まる層の亀裂が地表に露出しているため起きる現象で、世界でも珍しい地形だとされています。

この熱湯と蒸気がもっとも勢いよく吹き出すスポットが「大噴湯(だいふんとう)」

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小安峡の「大噴湯」(2018年8月撮影)。大雨のあとだったため川は濁っていたが、その分さらに迫力が増していた。

周辺には遊歩道が整備されているので近くで見ることもできますし、谷の上にかかる橋から見下ろすこともできます。

自然のものなのでその勢いは日によって異なりますが、江戸時代の旅行記にも「響く音とはじけるような水がすごかった」といった趣旨のことが書かれていて、旅人を驚かせていたことがわかります。

この小安峡は夏の緑も美しいですが、美しい紅葉と噴湯のコラボレーションが見られる秋は特に絶景

紅葉は今がちょうどピークで、あともう少しの間、楽しめそうです。

小安峡の付近には小安峡温泉大湯温泉という2つの温泉があるほか、同じ湯沢市内には泥湯温泉や鷹の湯温泉をはじめ数々の名湯があります。

温泉についても書きたいことがたくさんあるのですが、また別の記事で…!

www.city-yuzawa.jp

秋田県湯沢市は新潟県の越後湯沢と間違えられることも多く、あまり注目されることが多くない場所ではありますが、この小安峡をはじめ魅力的な場所がたくさんありますので、ぜひ訪れてみてください!

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