みちなるみちのく

東北180市町村を回った筆者が、あなたの知らない東北(みちのく)をご紹介します。

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圧倒的な赤!「もみじ公園」の紅葉がピークに(山形)

山形県の紅葉と言うと最上峡山寺が有名ですが、今週のお題「赤いもの」ということで、今まさに真っ赤なのがこちら。

山形市東原町にある、通称「もみじ公園」です。

ここはもともと真言宗の宝幢寺(ほうどうじ)というお寺の庭園だったのを、1600年代に当時の山形城主・松平忠弘作り替えたものだと言われています。

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赤が鮮やかなもみじの木と、冬でも緑をたたえる常緑樹が交互に見えるように配され、コントラストが美しい。(2017年11月の様子。最新の様子はこの記事内で引用しているTwitter画像を参照。)

江戸の庭師と一緒に吉野のもみじなどを使ってこの庭園を整備し、石組みなどに自ら手を入れたと伝わっていますので、庭造りに相当こだわりのあるお殿様だったのかもしれません。

池の周りをぐるっと回って歩くことのできる池泉回遊式の庭園で、四季折々の風情を楽しむことができますが、やはり木々が鮮やかに染まる紅葉の季節は格別

この絶景を求めて、市内外から多くの人が訪れます。

もみじ公園の隣には、かつてお寺の大書院として使われていた建物を改築した清風荘と、その中に宝紅庵というお茶室があり、誰でも気軽にお茶を楽しむことができます。

www.visityamagata.jp

鮮やかな「赤」が見る者の言葉を奪うもみじ公園の紅葉今がピーク

今年はあと1週間ほど、今月中旬まで楽しめそうです。