今日2月4日は二十四節気の一つ、立春。
暦の上では今日から春……とは言ってもまだまだ普通に寒いですが、この時期にいち早く咲き出す花があります。
フクジュソウ(福寿草)です。
今日は日中もさほど気温が上がらず、寒い一日となりました。寒い日が続いておりますが、フクジュソウの開花は進んでおります!
— いわき市総合観光案内所 (@kankouiwaki) January 29, 2022
黄色い蕾が次々を顔を出し、来月半ばには見頃となるでしょうか。春の訪れが待ち遠しいですね。#いわき市 #空ネット #ふくいま #フクジュソウ pic.twitter.com/15x1RgcqzR
まだ雪の残る地面にも咲く花で、小さいながらも輝くような黄色を見ていると、元気をもらえそうです。
フクジュソウは日本の各地で自生する植物ですが、東北全域で咲くのはまだもう少し先で、上の写真は福島県いわき市のもの。
いわき市は以前の記事でもご紹介しましたが、「東北のハワイ」と呼ばれるほど東北の中で最も温暖な地域にあります。
そのため、フクジュソウの開花も、桜の開花も、毎年東北で一番乗りです。
フクジュソウの花言葉は「幸福」「祝福」「幸せを招く」「思い出」「回想」など。
実はフラワーアレンジメントなどではナンテン(南天)と相性が良いとされていて、ナンテンの名前が「難(なん)を転(てん)ずる」と解釈できることから、ナンテンとフクジュソウがセットになると「禍を転じて福と為す」になるからだと言われています。
すでに東北でも花が咲き始める時期とはいえ、先日の記事で書いたように、今年は立春後の寒波に注意が必要。
明日・明後日の土日(2月5日~6日)は東北だけでなく、北陸~近畿のかなり広い範囲で大雪となる予想が気象庁から発表されています。
特に新潟県を中心に一晩で1メートル近い雪がドカッと降るところがあったり、名古屋など太平洋側の市街地でも雪が積もるおそれもあるため、最新の情報を手に入れてできるだけ安全に週末をお過ごしください!