みちなるみちのく

東北180市町村を回った筆者が、あなたの知らない東北(みちのく)をご紹介します。

蔵王だけじゃない!大迫力のアイスモンスターが続々見ごろに(秋田・青森)

東北の冬と言えば王の樹氷、というくらいイメージが定着している蔵王ですが、東北には日本三大樹氷の残り2つ、森吉山八甲田山系の樹氷があります。

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森吉山(もりよしざん)秋田県の真ん中より少し北にある独立峰で、標高は1454メートル。

西側の斜面に沿うように森吉山阿仁スキー場が整備され、スキー場のゴンドラで標高約1200メートルまで上がることができます。

そのゴンドラの山頂駅を降りて徒歩5分大迫力の樹氷間近で楽しむことができます。

ちなみに阿仁(あに)というのは変わった地名ですが、秋田には阿仁合(あにあい)とか上小阿仁村(かみこあにむら)など阿仁がつく地名がいくつかあります。

由来は定かではありませんが、アイヌ語木立を意味する「アンニ」ではないかと言われています。

この森吉山の樹氷は夜も見ることができ、圧雪車に乗ってライトアップされた樹氷を見ることできます。

 

そしてもう一つは、青森県八甲田山系

八甲田は青森県の南端の中央付近にそびえる18の山々からなる山系で、主峰の大岳は標高1585メートルあります。

ここでの樹氷の見どころは、スケールの大きさと、樹氷越しに海が見える風景です。

このスケール感、ちょっと他では感じられないレベルだと思います。

八甲田ロープウェイスキー場には樹氷の間を縫って滑ることができるコースもあり、広大な面積の中でこんな写真を撮ることもできます。

東京や大阪からだと青森県自体が遠いし、八甲田はさらに遠いんですが、それでも行く価値があると思います。

ちなみに上記の写真は非常に天候に恵まれた日のもの。

八甲田は本当に自然が厳しいところなので、ロープウェイ(ゴンドラ)はこんな感じになることもあります。

これもある意味、「これぞ東北の冬!」な風景です。

 

なお、日本三大樹氷に数えられるは冒頭で書いたように蔵王森吉山八甲田山系ですが、東北ではこのほかにも岩手県の八幡平(はちまんたい)山形県の飯豊(いいで)連峰など、各地で樹氷を見ることができます。

樹氷自体は西日本も含めて全国各地で出現するものの、樹氷の成長条件である雪を含んだ冷たい季節風がコンスタントに吹く東北の樹氷はやはり別格

ぜひ間近でその美しさ迫力を感じてもらいたいです!