今週のお題が「最近おもしろかった本」ということで、本じゃなく図書館で恐縮ですが、まずはこちらの写真からご覧ください。
この投稿をInstagramで見る
まるで海外の図書館のような、高い天井と開放的な空間、そして木目の美しい幾何学的な構造に、屏風のように並ぶ美しい本棚たち。
ここは秋田県秋田市にある、国際教養大学の図書館です。
84,000冊を超える蔵書や200タイトル以上の雑誌、そして電子ジャーナルやデータベースをそなえるこの「中嶋記念図書館」は、国際教養大学の初代学長である中嶋嶺雄氏のアイデアによって、学生であれば24時間365日利用可能です。
建材には地元特産品である秋田杉が使われ、日本の伝統技術である傘型屋根の織り成す造形は、グッドデザイン賞や数々の建築関連賞を受けています。
この投稿をInstagramで見る
ゆるやかにカーブした本棚がすり鉢状の吹き抜け空間を囲む空間は、まるで古代ローマの円形闘技場「コロッセウム」さながら。
学生たちが絶え間なく「知」を向き合い続ける、「知の闘技場」といったところでしょうか。
この投稿をInstagramで見る
この中嶋記念図書館は、毎日午前10時～午後6時の間であれば、学生でなくともだれでも利用・見学できます。
秋田市内とはいえJR秋田駅からバスだと1時間ほどかかりますが、車だとJR秋田駅から約30分、秋田空港から約6分とアクセスも良く、駐車場もあります。
大学内のカフェテリアも一般の人が利用可能で、長期休暇中以外は土日も開いていますし、大学の隣にあるホテル・プラザクリプトン内にもレストランがあって便利です。
この投稿をInstagramで見る
読書の秋、最高の空間で本と向き合ってみるのはいかがでしょうか。
