みちなるみちのく

東北180市町村を回った筆者が、あなたの知らない東北(みちのく)をご紹介します。

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史上最も遅い初雪とともに師走到来!冬将軍を迎える準備を

昨日11月30日から今日12月1日にかけて、東北では青森・秋田・山形と一気に初雪の便りが届きました。

全国的にも急激に気温が下がって突然の冬の空気にびっくりした方も多かったかと思います。

もう雪が降っているなんてさすが東北は早いなぁと思う方もいるかもしれませんが、実はこの時期の初雪というのは東北にとってはかなり遅い方です。

特に青森では観測史上最も遅い初雪となり、秋田山形でも平年より2週間ほど遅い観測。

今シーズンの冬将軍はエンジンがかかるのに時間がかかるタイプのようですが、本気を出すとなかなか手強いようです。

今年は全国的に平年より暖かい11月でしたが、ここからはとうとう冬本番

東北ではすでに11月16日に盛岡で初雪を観測していて、6か所の県庁所在地のうち残る仙台や福島でも雪の季節が近づいています。

そろそろ東北への旅は、滑りにくい底の靴冬タイヤが必須です。

 

ちなみに通常「初雪」とお伝えしているのは気象台のある場所(東北6県の場合は県庁所在地と一致)でそのシーズンに初めて降った雪のこと。

つまり、市街地で初めて降った雪を指します。

山沿いでは当然これに先駆けて雪が降るため、たとえば豪雪地帯として有名な酸ヶ湯(すかゆ)では、10月のうちから近くの山(八甲田山系の大岳)が雪をかぶっているのが見えていました。

(上の写真で中央より少し右にある、きれいなおにぎり型の山が大岳)

また、酸ヶ湯温泉の周辺も11月はじめには一面銀世界に。

東北の温泉地は山沿いにあるものが多いので、これからは各地の名湯で雪見風呂が楽しめそうです。

下の写真は福島県にある新野地温泉の昨冬の様子ですが……、雪見風呂というかもう「雪に埋もれた風呂」みたいな感じで圧倒されますね。

寒さとともに一層味わいを増す東北。

今後もこのブログでは東北の魅力をたっぷりお伝えしていきますので、引き続きお楽しみに!