昨夜(8月3日夜)から今日にかけては山形県や北陸4県を中心に大雨の被害が相次ぎ、今この時間も北陸や関東を中心に土砂災害の危険度が高まっている地域があります。
土砂災害警戒情報や警報が出ている場所では少しでも安全な場所で過ごしていただきたいですし、すでに被害に遭ってしまって避難所で過ごしている方には、以前書いた水害後のための記事を参考にしていただければと思います。
今回の大雨では、今年の夏に特徴的と言える
日本の夏の天候を左右する
この太平洋高気圧が
今年の夏はまさに、太平洋高気圧が北側に張り出しやすい状態。
そしてこの太平洋高気圧の
というのも、雨雲の材料となる
今夏のように太平洋高気圧が北へ張り出している場合は、上図のように
まさに昨夜から記録的な大雨になっている山形・新潟を中心とした地域で、たとえ今回の一連の大雨が終わっても、
ちなみに、この矢印で示された「暖かく湿った空気の通り道」は、台風発生時には
災害というのはまだ
つまり、危険が迫れば迫るほど、言い換えれば災害発生の瞬間が近づけば近づくほど、取れる行動の選択肢は少なくなっていきますし、
肝は早めに行動すること。
そして早めに行動するためには、あらかじめ準備をした上で最新の情報を手に入れること。
そう、すごく
今回の大雨で幸い何の被害も受けなかった人も、次なる災害から身を守るために、