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宮城県気仙沼市(けせんぬまし)、生鮮カツオの水揚げ26年連続日本一を誇る気仙沼港を臨む場所にたたずむ蔵元、角星(かくぼし)。 12年前の今日、角星の本社屋は津波で全壊し、小高い場所にあった製造蔵にもろみのタンクが2本だけ残ったそうです。 そのタン…
秋田県横手市は県内有数の豪雪地帯。 伝統行事「かまくら」で知られる横手は一年の半分近くの期間が雪と寒さに包まれます。 その寒さを逆手に取って行われているのが日本酒造り。 今回は、厳寒が生み出す美酒「阿櫻」をご紹介します! (※一部環境で、インス…
ちょこっと久しぶりにお酒の話題です。 宮城県の内陸部、山形県と接する肥沃な土地に明治から続く山和酒造店(やまわしゅぞうてん)。 創業130年近い蔵元が2000年代に入ってから新たに立ち上げた銘柄である「山和」の春限定酒をご紹介します! 歴史の長い蔵…
毎年秋になると各地の酒店に「ひやおろし」が並び、日本酒ファンは「今年はどこのひやおろしを飲もうか」「いや全部いきたい!」とわくわくする季節です。 「ひやおろし」は出荷前に火入れをしない、いわば「生詰め」の日本酒。 夏の間に熟成されてまろやか…
全国新酒鑑評会で毎年ダントツ1位の金賞数を誇る福島県。 県内には数えきれないほどの酒蔵がありますが、ほとんどが会津地方に偏っていて、県庁所在地の福島市内には1軒しかありません。 その唯一の酒蔵・金水晶酒造店が醸す日本酒が、今日の主役です。 金水…
久しぶりにお酒の話題を。 岩手県盛岡市にある、150年を超える歴史を持つ蔵元「あさ開」(あさびらき)の純米大吟醸「セミ・スウィート」です。 思わずジャケ買いしてしまうような可愛いラベルの「Semi Sweet ASABIRAKI」。 あさ開については以前の記事でも…
そろそろ新酒を出荷する酒蔵も増えつつありますが、酒屋さんで「今季最後の入荷です」と書かれたポップを見てついつい買ってしまった秋のお酒。 今日は、ラベルも名前もやたらかっこいい「闇鳴秋水(やみなりしゅうすい)」をご紹介します。 「闇」の文字が…
日本酒はお米から作られるため、毎年秋にお米が収穫されたあと日本酒が仕込まれ年明け1月頃に新酒の出荷がピークを迎えます。 しかし、中には極早生(ごくわせ)品種と言って、秋になる前に収穫されるお米があります。 そのうちの一つ、8月に収穫される瑞穂…
ちょこっと久しぶりにお酒のご紹介。 今回は、秋田県大仙市の刈穂酒造が醸す、社名と同じ銘柄「刈穂」のひやおろしです。 黒背景にモミジがデザインされたラベルがかっこいい、刈穂のひやおろし。 刈穂酒造は大正2年(1913年)、当初は地名にちなんで神宮寺…
久しぶりに日本酒の記事です! 今回は、山形県鶴岡市の冨士酒造が醸す秋限定の無濾過生原酒「GRAVITY」です。 冨士酒造の秋限定・無濾過生原酒「GRAVITY」(純米吟醸)。ラベルがかっこいい! 冨士酒造は山形県の沿岸部、鶴岡市にある創業1778年(安永7年)…
食欲の秋にかかせない要素の一つが美味しいお酒、と言うと普段からどれだけ飲んでいるのかと思われそうですが、秋は日本酒好きがこぞって「ひやおろし」を求める季節。 今日ご紹介するのは、東北最古、そして日本でも3番目に古いという老舗中の老舗がつむぐ…
二度見してしまいそうなラベルと商品名が印象的な、レモンサワーの素。 岩手県盛岡市にある老舗の蔵元「あさ開」(あさびらき)が作っています。 最近はスーパーでもレモンサワーの素をよく見かけるようになりましたが、本当に美味しいレモンサワーを自宅で…
久しぶりに投稿するお酒の記事は、秋田県大仙市(だいせんし)の鈴木酒造店が醸す夏酒、ヒデヨシ・クラウド。 秋田の米、そして秋田の酵母から生まれた旨みがぎゅっと詰まった夏限定酒です。 青空に雲のイラストが爽やかな、ヒデヨシ・クラウド 鈴木酒造店は…
夏限定酒はフレッシュでみずみずしい味わいのものが多いですが、今日ご紹介する「會津龍が沢」(あいづりゅうがさわ)は、まるで果物のようなみずみずしさを実現した純米大吟醸です。 龍の爪が玉をつかむラベルがかっこいい會津龍が沢。龍は水を守る神秘的な…
続けてお酒の記事となりますが、今の時期は期間限定酒が多く、なかなか書ききれないほどです。 今日ご紹介するのは、福島県会津坂下町(あいづばんげまち)にある蔵元・曙酒造の代表的な銘柄「天明」の初夏限定バージョン「初夏の生セメ」。 「天明・初夏の…
久しぶりのお酒記事でご紹介するのは、岩手県盛岡市にある蔵元「あさ開」(あさびらき)の夏限定酒。 日本酒なのに、飲んだ瞬間「みずみずしい!」と思ってしまう、夏にぴったりのお酒です。 あさ開の季節限定品「ハレの日夏酒」。明るい色味のラベルが気持…
毎年、新酒鑑評会で全国最多の金賞受賞数を誇る福島県。 県内の蔵元の多くが集まる会津地方の、とりわけ栃木との県境に近い山沿いの地域にある南会津町(みなみあいづまち)が、今回ご紹介する日本酒が醸される舞台です。 純米吟醸「南山」。江戸時代の天領…
インターナショナルワインチェレンジ(IWC)はもともと毎年ロンドンで行われている世界最大規模のワイン品評会です。 ワインの世界でもっとも影響が大きいとされるコンテストの一つで、1984年に設立され長い歴史を持ちますが、そこに2007年からSAKE部門が加…
青森県の地名の中でもよく知られているものの一つに「奥入瀬(おいらせ)」があり、行ったことのない人でも「なんだかきれいな水と緑がありそうなところ」という印象を持っているかもしれません。 どこまでも透き通った水と陽光をほどよく遮る深緑が人の心を…
青森の日本酒と言えば田酒(でんしゅ)や豊盃(ほうはい)がよく知られていますが、豊盃の蔵元と同じ弘前市に、より古くからある蔵元が醸すお酒が、今回の主役「六根(ろっこん)」です。 六根タイガーアイ。蔵オリジナル酵母と、青森県産酒米「華吹雪」を10…
このところお酒の記事ばかり書いていてまるで私が飲んべぇのようですが(いや実際そうなのかも…?)、「お酒」カテゴリーの記事充実のために今日もご紹介してまいります!(お酒の記事が溜まってきたら、次は温泉とスイーツを書こうかな…) 今回の主役は、日…
国産ワインと言えば多くの人が最初に思い浮かぶのが山梨県の甲州ワイン、もう一か所思い付くとしても長野か北海道といったところでしょうか。 でも実は、東北はワイナリーの多い地域。 東北6県すべてにワインの醸造所が存在します。 その中で今日ご紹介する…
毎日お酒の記事ばかり書くつもりではないのですが、先日カテゴリーを修正した後「お酒」カテゴリーのアクセス数がびっくりするくらい多かったので、ご期待に応えるべく今日も東北の美味しいお酒をご紹介します。 福島県の代表的なお酒の一つ「国権(こっけん…
最近ブログのカテゴリーを見直したことで、あろうことか東北のお酒に関する記事が少なすぎるという事実に気づいたので、さっそく今日はこちらをご紹介します。 (「まんさくの花」醸造元|日の丸醸造株式会社公式Facebookより) 「まんさくの花」という日本…
お酒が美味しいと感じるのは大人(成人)になったときではなくて、「働く大人」になったとき、というのはよく言ったもので、中でも最初にビールが旨くなり、だんだんと焼酎や日本酒の味を覚えていく人が多いのではと思います。 今週のお題が「大人になったな…
年末年始のお題「#買って良かった2020 」に合わせて、今日ご紹介するのはアンテナショップでのお買い物。 東京メトロ東銀座駅から徒歩1分、岩手県のアンテナショップ「いわて銀座プラザ」です。 銀座にある岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」。 …
前回の記事で、全国3位の収穫量を誇る山形県のぶどうが美味しい!という話をお届けしたのですが、今日はその山形県で有名なワイナリーの1つ、高畠ワイナリーをご紹介します。 お菓子の家のように可愛らしい外観の高畠ワイナリー(山形県高畠町) 山形県内で…