2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
8月31日は、「気象」の世界で「夏」が終わる日です。 いつが春で、いつが夏で、いつが秋で、いつが冬なのか ― 。 それは、どの世界を中心に考えるかによって変わってきます。 気象学では、3~5月が春、6~8月が夏、9~11月が秋、12~1月が冬です。 つまり今…
今日8月30日は、4年前の2016年に台風10号が岩手県に上陸した日です。 夕方に岩手県大船渡市付近に上陸した台風10号は、岩手県の沿岸部と呼ばれる地域を中心に記録的な雨を降らせ、岩手県内だけでも20人を超える人の命を奪いました。 特に被害が大きかったの…
昨日・今日の連載で、東北の夏祭りシリーズ最終章・福島わらじまつりをお届けしています。 約2千束の稲わらを使って作られる大わらじは「日本一」の大きさと言われる。 なお、一般の参加者を受け入れなかった今年の神事の様子もお伝えするために、昨日・今日…
今月は、2020年は中止となってしまった東北各地の夏祭りについて、今だからこそ知ってもらいたい、そして来年以降はぜひ現地を訪れてもらいたい、という思いを込めて、シリーズでお伝えしています。 (昨日までの記事はこちら→青森ねぶた祭、秋田竿燈まつり…
一昨日から、東北三大祭りの1つである仙台七夕まつりを連載でご紹介しています。 2020年は中止になってしまったものの、その魅力を多くの人に知ってもらいたくて、旧暦7月7日(暦では伝統的七夕と呼びます)に当たる一昨日に連載スタート。 今日はその最終回…
昨日から連載でお伝えしている仙台七夕まつり。 仙台七夕まつりは、地元の商店や企業が数か月かけて製作した繊細かつ豪華な約3000本の笹飾りが全国から約200万人を引き寄せる、東北三大祭りの1つです。 昨日の記事ではその笹飾りの魅力について語りましたが…
生きた伝統であり続ける東北の夏祭りをご紹介するシリーズ、今日からは仙台七夕まつりを特集します。 (昨日までの記事はこちら→青森ねぶた祭、秋田竿燈まつり、盛岡さんさ踊り、山形花笠まつり) 仙台七夕まつりと言えば、絢爛豪華な笹飾り。 繊細かつ豪華…
あまりにも暑すぎる毎日ですが、例年であれば東北は夏祭りによってもっとアツくなっていたはず…! ということで、2020年は中止となってしまった東北各地の夏祭りたちをご紹介するシリーズ。 昨日・今日は、夏の山形を威勢よく盛り上げる山形花笠まつりについ…
東北の主要な夏祭りを紹介していくシリーズ、今回からは山形花笠まつりです。 (昨日までの記事はこちら→青森ねぶた祭、秋田竿燈まつり、盛岡さんさ踊り) 衣装は参加団体ごとに様々だが、紅花をあしらった花笠は共通。 例年8月5日から7日の3日間、山形を象…
昨日・今日の2日にわたって、盛岡の夏を彩る盛岡さんさ踊りを特集しています。 (ほかの夏祭りシリーズについては、一昨日以前の記事をご参照ください。→青森ねぶた祭、秋田竿燈まつり) 昨日の記事で、盛岡さんさ踊りは踊り手や太鼓、笛など3万人以上が盛岡…
私が大好きでたまらない東北の夏祭りを順にご紹介していくシリーズ、今週は青森ねぶた祭り、秋田竿燈まつりに続いて、今日から盛岡さんさ踊りを連載でお伝えします。 盛岡さんさ踊りは、約2万人の踊り手と1万数千個の太鼓、それに約1500本の笛が盛岡市の中央…
昨日・今日の連載でお伝えしている秋田竿燈まつり。 【昨日の記事の内容】 1.秋田竿燈まつりの黎明 2.米どころで発展した祭りの現在 megumin1120.hatenablog.com 本日の記事では、 3.昼と夜の魅力 についてお伝えします! 3.昼と夜の魅力 昨日の記事…
2020年は中止になってしまった東北の夏祭りたちをご紹介するシリーズ。 昨日まで4日にわたって青森ねぶた祭を特集してきましたが、今日からは秋田竿燈まつりです! 約10,000個の提灯が夜の闇を照らす。竿燈の高さは10メートルを超えるものも。 稲穂のように…
東北が誇る祭りの1つ、青森ねぶた祭(例年8月2日~8月7日)。 今年2020年は中止となった祭りの魅力をお伝えするために、今日まで連載で記事を書いてきました。 megumin1120.hatenablog.com megumin1120.hatenablog.com megumin1120.hatenablog.com 今日はそ…
前々回の記事から、東北三大祭りの一角を担う青森ねぶた祭の魅力について、連載でお伝えしています。今日はその3回目です。 ------------------------------------------------ 【前々回】1.青森ねぶた祭とは…その起源と現在 megumin1120.hatenablog.com …
前回の記事から連載で、青森ねぶた祭の魅力についてお伝えしています。 megumin1120.hatenablog.com 【前回の内容】 1.青森ねぶた祭とは…その起源と現在 【今回の内容】 2.「ねぶた」の魅力 【次回の内容】 3.いつでも祭を体感!ワ・ラッセ 【次々回の…
今日から4回に分けて、東北が誇る夏祭りの1つ、青森ねぶた祭についてお伝えします。 夜空をみはるかす「ねぶた」。高さ4~5メートルほどのものが多い。 職人の魂を生き移したかのような勇壮で巨大なねぶた、力強くも華やかなお囃子、そして膨大なエネルギー…
東北が一番熱く輝く瞬間、それは各地に受け継がれる夏祭りだと思っています。 みちのくの魂と伝統がぎゅっと凝縮された数日間。 祭りが無ければ夏は始まらないし、終わらない。 実は、東北では「夏」を感じる期間が短いのです。 公立小中学校の夏休みも例年…
前回、前々回の記事で、私が浄土ヶ浜に惹かれるきっかけとなった、ロシアからの旅人について書きました。 ロシアからの旅人を惹きつけるもの —— 浄土ヶ浜① - みちなるみちのく ロシアからの旅人を惹きつけるもの —— 浄土ヶ浜② - みちなるみちのく 今や三陸復…
昨日から、岩手県宮古市にある絶景スポット「浄土ヶ浜」についてお伝えしています。 岩手県宮古市にある浄土ヶ浜。青い空と青い海に挟まれた独特な形の岩が景観を縁取る。 昨日の記事では、私にその場所を教えてくれたのは、日本に旅行中のロシア人だったと…
前回、前々回の記事で、見るだけで涼しくなれそうな東北各地の”涼景”をご紹介しました。 megumin1120.hatenablog.com megumin1120.hatenablog.com 今日はそこでご紹介した場所の1つ、浄土ヶ浜についてお伝えしようと思うのですが…、私が浄土ヶ浜に出会ったの…
見ているだけで暑さを吹き飛ばしてくれそうな、東北の"涼景"たち。 今日は、私が独断と偏見で選んだ10選の後半5か所をご紹介します! 6.あぶくま洞(あぶくまどう):福島県田村市 福島県田村市にある、全長約600メートルの鍾乳洞「あぶくま洞」。洞内は夏…
今日は東京都心で35度を超えて、今年一番の暑さに。 各地で酷暑が続いていますが、そんな今日は、見るだけで涼を取れる(かもしれない)東北の”涼景”をお届けします! まずはこちら。 1.丸池様(まるいけさま):山形県遊佐町 山形県遊佐町にある丸池様。…
「暑い」とつぶやく体力すら奪われそうな、体にこたえる暑さが続いています。 梅雨明けした途端に襲ってきた炎暑に、皆さま体調を崩していないでしょうか。 今日ご紹介するのは、山形の家庭で夏に大活躍する「だし」と呼ばれる郷土料理です。 爽やかな香りと…
前回・前々回の記事で、なぜ秋田の岩牡蠣が美味しいのか、 なぜ象潟(きさかた)と呼ばれる場所は特別なのか、お伝えしてきました。 megumin1120.hatenablog.com megumin1120.hatenablog.com 今回は、その象潟の海で生きる漁師さんをご紹介します。 秋田県に…
夏に旬を迎える日本海側の岩牡蠣。 前回の記事で、私が自信を持っておすすめすると書いたのが、秋田県南部の象潟(きさかた)エリアで水揚げされる岩牡蠣です。 megumin1120.hatenablog.com この象潟の岩牡蠣が美味しくなる理由は、実は秋田の海ではなく、山…
今一番食べてほしい東北の幸、岩牡蠣。 牡蠣と聞くと冬のイメージがあるかもしれませんが、 日本海側の各地では岩牡蠣が夏に旬を迎えます。 通常、「牡蠣」というと太平洋側を中心に養殖される「真牡蠣」を意味しますが、 日本海側では6月頃~9月頃に「岩牡…
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東北地方についての印象を人に聞くと、 「遠そう」「とりあえず田舎」「雪が多い」「仙台って岩手だっけ宮城だっけ」 そんな言葉しか返ってこないことがよくあります。 実際、訪日外国人の宿泊先都道府県のランキングでも東北6県は最下層を固めていますし(2…