みちなるみちのく

東北180市町村を回った筆者が、あなたの知らない東北(みちのく)をご紹介します。

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金運アップだけじゃない!夏も行きたくなる金蛇水神社の4つの魅力(宮城・岩沼)

宮城県岩沼市には、大規模な牡丹園や藤棚を擁する、地元では有名な神社があるのですが、実は花が咲く春だけでなく夏も魅力的。

金運アップのご利益としても最近知名度が上がっている金蛇水神社(かなへびすいじんじゃ)の、夏の魅力をご紹介します!

 

金蛇水神社について

仙台空港のある岩沼市は新幹線の仙台駅から公共交通機関でも行くことができる。

金蛇水神社は平安時代からこの場所にあると伝えられ、金蛇沢と呼ばれる谷の出口付近に位置していることからこう呼ばれます。

古くからヘビや龍は水神の化身とされてきましたが、創建にまつわる伝説にも清らかな水やヘビが登場し、ご祭神の金蛇大神は水の神様です。

kanahebi.cdx.jp

名前に「金」がついていることから、金運アップのパワースポットとしても知られ、定番の観光スポットではないにもかかわらず県内外から多くの参拝者が訪れます。

金蛇水神社は冒頭で触れた牡丹園や藤棚ももちろん立派なのですが、夏はまた別の楽しみがあります。

藤や牡丹が咲き乱れる5月頃には「花まつり」も開催される。

魅力その1:音とともに届け!願い風鈴

毎年5月頃に見事な花を咲かせる藤棚には今、数え消えないほどの風鈴が吊り下げられています。

見ているだけでも癒されるこの風鈴の風受け(風鈴の下に垂れ下がっている白い紙)に、願いを書くのが「願い風鈴」。

願い短冊に願いを書いて、好きな色の風鈴に掛けると、風鈴の涼やかな音とともに神様へ願い事が届けられるとのこと。

願い短冊の初穂料は300円で、自分で風鈴を奉納したり風鈴を持って帰りたい場合は2200円でできます。

風鈴の色は朱、桜、若草、空、玄、金の全6色。

あなたなら何色の風鈴に願いを託しますか?

 

魅力その2:暑さを忘れる!ひんやり金運アップスイーツ

金蛇水神社の参道にはウッドデザイン賞も受賞したおしゃれな休憩処があり以前から人気がありますが、この休憩処で食べられるひんやりスイーツやグルメは、今がまさに食べごろ!

神梅かき氷や水神紫蘇ソーダ、そして黄金冷やし檸檬ラーメンなど、夏限定メニューが盛りだくさんです。

www.sandoterrace.jp

また、定番メニューの白蛇はちみつラテには、縁日・吉日限定でオプションで金粉のトッピングができるのですが、この金粉の値段はなんと時価。

300円くらいのこともあれば、もっと安い日も高い日もあります。

その日その日で違ったご利益がありそうですね。

 

魅力その3:浮かび上がる灯が幻想的!宵詣

7月から8月にかけて、期間限定で行われる夜のライトアップ。

宵詣と題して3回の期間にかけて行われ、夕方5時半からライトアップが始まります(入場は有料)。

青や紫の明かりに照らされた幻想的な境内は、今しか見られない光景です。

期間中は日によって巫女舞や、オカリナや津軽三味線の演奏なども企画されています。

気になる方は神社の公式インスタグラムや公式Facebookで日にちを確認してお参りください!

 

魅力その4:今しか手に入らない!夏の御朱印

金蛇水神社の御朱印は毎月ユニーク。

8月は宮城が誇る伝統行事である仙台七夕や風鈴があしらわれた涼やかなデザイン。

切り絵から透けて見えるグラデーションが美しい御朱印です。

ちなみにさきほどご紹介した宵詣の時間帯にもらう御朱印は、宵詣限定バージョン。

闇夜に浮かび上がる灯を見事に再現した御朱印も要チェックです!

 

金蛇水神社は金運だけでなく厄除けや五穀豊穣、大漁や海上安全の神様でもあります。

パワースポット巡りをしている人や、定番じゃない観光スポットを探している人、そして神社カフェが好きな人にもおすすめの場所です。

夏も魅力的な金蛇水神社へ、お参りしてみては。