みちなるみちのく

東北180市町村を回った筆者が、あなたの知らない東北(みちのく)をご紹介します。

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みちのく歴史・文化 > みちのく歴史・文化

金運アップだけじゃない!夏も行きたくなる金蛇水神社の4つの魅力(宮城・岩沼)

宮城県岩沼市には、大規模な牡丹園や藤棚を擁する、地元では有名な神社があるのですが、実は花が咲く春だけでなく夏も魅力的。 金運アップのご利益としても最近知名度が上がっている金蛇水神社(かなへびすいじんじゃ)の、夏の魅力をご紹介します! 魅力そ…

【絶景×東北旅】vol.2(岩手)北も南も!咲き誇る花々とファンタジーの旅

日本で2番目に大きい都道府県・岩手県には、昔も今もファンタジーがいっぱい。 昔話や民話に登場する座敷童(ざしきわらし)やカッパの伝説、日本を代表する童話作家・宮沢賢治の世界観、そしてまるでジブリ映画に出てきそうな旅館まで、北も南もファンタジ…

頭ツルツルが自慢!「ツル多はげます会」3年ぶりの"うたげ"開催(青森・鶴田町)

今回は、青森県で先日行われたシュールすぎるイベントをご紹介したいと思います。 ちなみに本当にシュールではありますが個人的には大好きなイベントで、東北に住んでいた頃はローカルニュースで見るたびにほっこりした気持ちになって幸せを分けてもらってい…

銀世界に灯る伝統工芸のあかり 会津絵ろうそくまつり(福島・会津若松)

雪の積もった大地を照らす、美しい絵ろうそくの淡い光。 明日(2月10日)から2日間、会津のシンボル・鶴ヶ城を中心に約10,000本の絵ろうそくが街を灯す「会津絵そうろくまつり」が開催されます。 1本1本に菊、牡丹、藤といった季節の草花が色鮮やかに描かれ…

レトロ可愛いだるまストーブ スルメも焼ける!津軽鉄道ストーブ列車(青森)

昔懐かしいだるまストーブ。 このストーブが活躍しているは、青森県の津軽地方を走る津軽鉄道の車内です。 明治から昭和にかけて駅や学校などでよく使われていた、だるまストーブ。 青森県五所川原市(ごしょがわらし)にある津軽五所川原駅から中泊町(なか…

愛称募集中!現代人も欲しくなる可愛さ!?縄文人が作った"ネコちゃんグッズ"(福島・郡山)

縄文時代の遺跡から出土したもの…と聞くと、何の形かよくわからない、古くさいものを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、福島県ではかつて、こんな形の土製品が発見されたことがあります。 【あにまる×Zoom!】郡山市内の遺跡から出土した縄文時代の土製…

2度の大地震でも落ちなかった!圧巻の巨石がたたずむ釣石神社(宮城・石巻)

宮城県石巻市(いしのまきし)、東北最大の川である北上川の河口付近に、「落ちそうで落ちない石」で知られるパワースポットがあります。 宮城県石巻市北上地区の釣石神社。 この釣石神社(つりいしじんじゃ)にある巨石は周囲14メートルほど、崖の中腹から…

年間300日営業!日本一活動する盛岡の台所:神子田朝市(岩手)

東北北部最大の都市・盛岡。 その中心部から南に数キロ、北上川沿いに位置する神子田町には、日本一営業日数が多い朝市「神子田(みこだ)朝市」があります。 (※一部環境でInstagramからのリンク写真がうまく表示されない場合があります。画面更新ボタンを…

まるでコロッセウム!24時間365日稼働する美しすぎる図書館(秋田)

今週のお題が「最近おもしろかった本」ということで、本じゃなく図書館で恐縮ですが、まずはこちらの写真からご覧ください。 この投稿をInstagramで見る matu(@matu736)がシェアした投稿 まるで海外の図書館のような、高い天井と開放的な空間、そして木目の…

おやつにも熱中症対策にも!みちのく夏の定番「冷やし甘酒」

最近は健康・美容ブームもあって注目度が高まっている「甘酒」。 実は、俳句の世界では夏の季語です。 そして東北では、「夏に飲む冷たい飲み物」として「冷やし甘酒」を思い浮かべる人も多いくらい、身近な飲み物でもあります。 今週のお題「冷やし◯◯」に合…

3年ぶりに通常規模で開催!絢爛豪華な飾りが彩る仙台七夕まつり(宮城・仙台)

8月に入ると東北各地では数々の大規模な夏祭りが競い合うように開催されます。 そのうちの一つが、東北随一の都市・仙台が誇る「仙台七夕まつり」。 毎年8月6日から8日にかけて絢爛豪華な七夕飾りが街の中心部を彩るこの祭りは今年2022年、3年ぶりに従来の規…

風と音に癒される夏 御鎮座1180年!竹駒神社の「夏詣(なつもうで)」(宮城・岩沼)

日本三大稲荷の一つ、宮城県岩沼市(いわぬまし)の竹駒神社(たけこまじんじゃ)では今、厄除けと招福を願う「夏詣(なつもうで)」の時期を迎えています。 色とりどりの風鈴と風車が出迎える竹駒神社の「夏詣」。 もともと神社などでは6月末に「夏越の大祓…

毎年お引越しするご神体 刈田嶺神社・奥宮(蔵王)

山形と宮城にまたがる蔵王連峰(ざおうれんぽう)には、標高1700メートルを超える山頂と麓との間をご神体が毎年「お引っ越し」し続ける、ちょっと変わった神社があります。 今週のお題「引っ越し」に合わせてお送りするのは、厳しい気候の中で地元の人たちが…

2(にゃん)2(にゃん)2(にゃん)の日に訪れたい!日本で唯一!?「猫ノ図書館」(岩手・奥州)

今日2月22日は、2(にゃん)2(にゃん)2(にゃん)の語呂合わせで「猫の日」。 しかも、今年は2022年2月22日ということで、"にゃんにゃんにゃん"が重なる「スーパー猫の日」なんて言われたりもします。 東北には、おそらく日本で唯一ではないかと思われる、…

鬼のミイラに鬼の手形……今日は節分!東北の鬼特集

今日2月3日は節分。 古くから1年に4度ある季節の分かれ目(節分)のうち、かつて1年の始まりとして重視されていた立春前日の風習が今に残る暦行事です。 今週のお題も「鬼」ということで、今日は東北の鬼特集! 今まで反響が多かった「鬼」記事とともに、追…

衝撃の地名「鬼死骸」―― そこに眠るは悪人か英雄か(岩手・一関)

岩手県の南部、一関市(いちのせきし)には「鬼死骸(おにしがい)」という衝撃的な地名の痕跡が残っています。 伝説ではこの地に、約1200年前に征夷大将軍・坂上田村麻呂によって退治された鬼が眠っているといいます。 今週のお題「鬼」に合わせてお送りす…

猛吹雪でも立ち続ける!雄々しくも愛らしい寒立馬(青森・東通村)

今年は東北をはじめ各地で雪が多い、という話題を先日お送りしましたが、「雪が多い」ということは「強い冬型の気圧配置の日が多い」ので、当然ながらただの雪ではなく吹雪が多くなります。 ところが青森県では、そんな吹雪の中でも「立ち続ける」珍しい馬に…

「大寒」の今日解禁!本州で一番寒いワカサギ釣り(岩手・藪川)

今日1月20日は二十四節気の一つ、「大寒(だいかん)」。 古くからの暦で、一年で最も寒い時期とされていますが、その大寒を迎えた今日、ファンにとっては待ちに待ったこちらが解禁されました。 mainichi.jp 氷の上からワカサギを釣る、「氷上ワカサギ釣り」…

最高の和紙でつくられた最高の手帳が欲しい —— 丸森和紙400年の伝統(宮城・丸森町)

和紙を作る伝統技術は日本各地に残っていますが、東北にももちろん多く存在します。 その一つが宮城県丸森町(まるもりまち)に伝わる丸森和紙(まるもりわし)です。 400年以上の歴史を守り続け、地元の人とともに生き続ける丸森和紙。 今週のお題「手帳」…

切らずに割らずに開く!おさがりのお餅をいただく鏡開き

今日1月11日は多くの地域で鏡開き。 年明けからおせち料理、7日の七草粥と行事食が続いてもう鏡開きはいいかな…と正直思う人も出てきそうですが、この鏡開き、実はもともと1月15日または20日だったと言われています。 小正月(こしょうがつ)と呼ばれる、今…

どんど?とんど?統一感の無さも愛嬌!善知鳥神社で「どんと祭」(青森)

2022年が始まって10日も経ちましたが、3連休で世間がお休みモードなこともあり引き続きお正月らしいニュースが多くなっているこの頃。 青森県のローカルニュースではありますが、青森市の善知鳥神社でどんと祭が始まったという報道がありました。 www3.nhk.o…

コイ、ババカレイ、そしてサケ…"めでタイ"魚は鯛だけじゃない!

あけましておめでとうございます。 12月中はなかなかブログを更新できずにいましたが、しれっと復活して今日は年取り魚の話題です。 年越しに際して食べる魚、あるいは年が明けてからお正月に食べる魚のことを一般に「年取り魚」と言いますが、どんな魚を食…

かぼちゃと小豆の煮物!?ほっくり温まる、みちのくの「冬至南瓜」

今日12月22日は今年2021年で最も昼が短い日、冬至です。 太陽の力が弱まる時期とされ、その力を補うために昔から様々な風習が伝わっています。 その一つが、かぼちゃを食べること。 名前に「ん」が付くものを食べると「運」が付く、つまり縁起が良いとされ、…

仙台市民が使う「おはよう靴下」ってどんな靴下?(宮城)

今週のお題が「お気に入りの靴下」ということで、ちょっと本題から外れる気もしますが、今日は仙台弁の中でも靴下に関するお気に入りの言葉について書きたいと思います。 (昨日の月食の記事はさきほど追記をしています!) 仙台弁は旧仙台藩、つまり現在の…

伝承野菜を紐解く⑥ よすけかぶ / オレンジカリフラワー

山形県真室川町(まむろがわまち)の農家さんからお取り寄せしている野菜を紹介する「伝承野菜を紐解く」シリーズ。 その⑤を書いてから今回までだいぶ間が空いてしまいましたが、今回は地かぶの1種である「よすけかぶ」と、そして伝承野菜ではありませんがち…

幸運を呼ぶ赤い牛 現代に通ずる「赤べこ」に秘められた想い(福島)

引き続き今週のお題が「赤いもの」なので、東北の「赤くて素敵なもの」をご紹介していきたいのですが、今回はこちら。 一度は見たことがある!という方が多いのではないでしょうか? 会津(あいづ)の郷土玩具「赤べこ」。ぷっくりしたフォルムが何だか可愛…

赤れんが倉庫は横浜だけじゃない!「赤い」魅力たっぷりの弘前を堪能しよう(青森)

今週のお題が「赤いもの」ということで、今日ご紹介したいのはこちら。 弘前の"赤れんが倉庫"です! 本日開館しています 展覧会「りんご前線 — Hirosaki Encounters」 2021/10/1(金)〜2022/1/30(日) 火曜休館 開館時間:9〜17時(最終入館16時30分) ... 弘…

3歳からOK!かつて日本で唯一3種類のバンジージャンプがあった仙台ハイランド(宮城)

今週のお題が「叫びたい!」になっていて、しかも記事の例が「叫びたいときにおすすめの場所」と来たら、東北のブログとしては仙台ハイランドのバンジージャンプについて書かないわけにはいきません。 (なぜかまだ存在する仙台ハイランド公式Facebookより)…

どの季節も美しい角館 武家屋敷を彩る紅葉が見頃へ(秋田・仙北)

ニュースでも紅葉が取り上げられることが多くなってきましたが、東北ではいよいよ平地でも紅葉が進んでいます。 今日ご紹介するのは秋田県仙北市(せんぼくし)の歴史的な街並み・角館(かくのだて)エリアの紅葉です。 (仙北市観光情報センター公式Faceboo…

本でも漫画でも映える舞台 "仙台" の静かな魅力

今週のお題が「読書の秋」ということで思い浮かぶのは、よく知られた文学作品の中に仙台を舞台にしたものがさりげなく多いこと。 仙台に住む前はそういう作品を読んでも地方都市の一つという認識しかなく、おそらくそこが仙台でも宇都宮でも、あるいは神戸や…