みちなるみちのく

東北180市町村を回った筆者が、あなたの知らない東北(みちのく)をご紹介します。

自虐ポスターが話題のスキー場!南会津町ってどんなとこ?

何の気なしにネットニュースを流し読みしていた通勤電車の中、ふと目に留まった福島県の記事

www.sankei.com

東北に関するブログを書いているにも関わらず、こんなに話題になっているとは恥ずかしながら知りませんでした。

ぶっちゃけ、つぶれそうなんです。

という、自虐もここまで来れば天晴(あっぱれ)と言いたくなるほどの自虐。

しかしそのあとに続く、

でも…いいスキー場なんです。

無くしたくないんです。

というセリフには、東北人らしいハートを感じます。

話題になったツイートは、このブログの執筆時点で3万8000回リツイート、7万6000いいねが付いていて、まだまだ伸びそうです。

産経新聞だけでなく朝日新聞でも記事になっているらしく、まるで我が子の成長のように嬉しい心地。

www.asahi.com

ちなみに、なんと国内最大級のハーフパイプを備えているという謎のすごさを隠し持つ、この南郷スキー場

かなりマメにツイートを投稿していて、現地の様子がほぼ毎日わかります。

そんな健気なスキー場をもっと応援したくなって、今日のブログでは、その南郷スキー場のある南会津町(みなみあいづまち)をざっくりご紹介します!

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(写真リンク元:南会津町観光物産協会HP)

南会津町は福島県の南西のはしっこ栃木県との境にあります。

東京から車で約200キロ

今回のテーマである南郷スキー場は公共交通機関で行くことができませんが、町の中心部にある会津田島駅までは、なんと東京の浅草駅から1本で行けます

東武鉄道が会津鉄道に乗り入れていて、もちろん直通運転の本数は限られますが、時刻を調べておいて浅草から特急「リバティ会津」に乗れば、約3時間座っているだけで到着です。

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会津田島駅周辺(映っている列車はリバティ会津ではなくて、通常の列車がラッピングカーになったもの)。

雪深い中でも、古くから様々な文化が発展し継承されてきた地域で、毎年夏に行われる会津田島祇園祭では、豪華な山車時代行列が登場します。

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祇園祭の山車(会津田島祇園会館で撮影)。2020年の祭は神事のみ執り行われた。

町内のあちこちに美しい自然が残り、春夏秋冬それぞれの風景が楽しめます。

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町の中心部から少し車を走らせると、美しい渓谷がそこかしこに現れる。

かやぶき屋根の家々が残る「前沢集落」をはじめとする観光地や、

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前沢集落(この年2018年は雪が積もりすぎて上手く撮れなかった…)。
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(南会津町観光物産協会HPからリンク。こじんまりした集落には美しい屋根の家々が並ぶ。)

美味しいものもたくさんありますが、特におすすめは日本酒とトマト

全国新酒鑑評会金賞受賞数が7年連続1位となっている福島県の中でも、南会津エリアは質の高い酒を造る酒蔵の多い地域

www.aizu-concierge.com

東京や大阪では手に入らないようなお酒が、ここにはたくさんあります。

そして、今や全国区の知名度となってきた南郷(なんごう)トマト

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(写真リンク元:南会津町観光物産協会HP)

私も食べたことがありますが、味が美味しいのはもちろん、果肉がしっかりしていて煮込んでも崩れにくく、生でも加熱した状態でも存分に味わえます。

冒頭でご紹介した南郷スキー場で働く人も、夏はトマト、冬はスキー場という働き方が多いというくらい、町の主力商品です。

ちなみにスキー場の名物グルメトマトラーメン

www.asahi.com

これは食べないわけにはいかない

(南郷トマトの入ったラーメンは、道の駅のメニューにもあります!)

 

県境にひっそりとたたずむ雪深い里、南会津町

そこには、守っていきたいもの応援したいものが、静かに、しかしながら強く強く、息づいています。