今月は全国各地が続々と梅雨入りし、いよいよ雨の季節がやってきたという実感を持っている人も多いかもしれません。
梅雨と言ってももちろん毎日必ず雨というわけではありませんが、それでも天気の崩れやすい日が多く、気温も変わりやすくて落ち着かない日々。
そんな心持ちを一気に明るくしてくれそうな場所が、仙台市内にあります。
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「あじさい寺」の異名で知られる資福寺には約1200株の紫陽花が植えられていて、毎年6月になると雨の日も晴れの日も多くの人が訪れます。
仙台市青葉区の北山という場所にあり、JR北仙台駅や北山駅からも徒歩圏内。
JR仙台駅などからバスで行くこともできますが、境内につながる石段の段数が結構多いので、歩きやすい靴がおすすめです。
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参道も境内も、あらゆる場所に紫陽花が咲き乱れ、別世界に紛れ込んだような心地になります。
背の高い、大きく育った紫陽花が多く、立体的な写真が撮れるのでアマチュアカメラマンにも人気です。
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資福寺はもともと山形県の高畠町(たかはたまち)に建立された寺院だったそうですが、戦国時代のある住職が仙台藩主・伊達政宗の教育を任されていた縁から、のちに伊達家に連れ従って一旦は宮城県の岩出山へ、そして最終的に仙台へと移ってきたそうです。
山形県高畠町には現在も資福寺跡が残されているとのこと。
仙台から高畠町は結構遠いのですが、そんなところに由緒があったとは…!
今年の紫陽花はまだ少しずつ咲き始めた程度で、来週末以降が見頃になりそうです。
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花盛りの季節は特に土日に多くの人が訪れるため、平日でも行ける人は平日がよさそう。
私も以前、仙台に住んでいたときは平日に参拝しました。
じめじめした空気に負けそうになりながらも、この時期にしか楽しめない景色がある梅雨。
ぜひ皆さんも、「梅雨のお気に入り」を探してみてください!