青森県の南部山沿い、国の天然記念物そして特別名勝にも指定されている奥入瀬渓流では、今まさに紅葉が見頃です。
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日本で3番目に深い湖である十和田湖から太平洋へと注ぐ奥入瀬川(おいらせがわ)のうち、厳選の十和田湖から14キロほどの風光明媚なエリアが奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)です。
中でもバス停やレンタサイクルの貸出所などがある子ノ口(ねのくち)周辺は絶景スポットが多く特に人気。
十和田八幡平国立公園の一部であるこの渓流沿いには遊歩道が整備され、大自然のすぐ横を気軽に歩くことができます。
植生としてはブナやカエデの仲間が多いのが特徴で、黄色からオレンジに変わっていくブナの葉と、そしてオレンジや赤に色づくカエデの葉が、美しいモザイク模様を作り出します。
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豊かな森林と清らかな水流が同居する奥入瀬渓流は水辺の紅葉が楽しめる場所。
新緑の季節が特に有名な奥入瀬ですが、観光名所にもなっている銚子大滝や雲井の滝、阿修羅の流れといった滝を中心に、ここならではの絶景が広がります。
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奥入瀬渓流は周辺にも紅葉スポットが多く、全長360メートルのアーチ橋が圧巻の城ヶ倉大橋(じょうがくらおおはし)や、
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遊覧船での紅葉狩りが楽しめる十和田湖(とわだこ)などがあり、1日で名所をハシゴすることもできて、秋の青森を丸っと満喫できるエリアでもあります。
なお、奥入瀬渓流周辺の道路は紅葉時期に混雑するため、シャトルバスが運行され、自家用車の利用を控えることが呼びかけられています。
奥入瀬渓流の紅葉は今がピークで、このさき11月のはじめ頃にかけて見頃が続きそうです。