みちなるみちのく

東北180市町村を回った筆者が、あなたの知らない東北(みちのく)をご紹介します。

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極上のウニをお値打ちに食べたい!名産地だからこそ楽しめる東北のウニ祭り3選

熱狂的なファンも多い海産物、ウニ。

しかしながら高級食材のためそうそう気軽に食べられるものでもなく、極上品質のウニならなおさら手が届きにくいのが現実です。

そんなときは、本場・東北でウニイベントに参加してみては?

各地でウニ漁が解禁される短い期間、東北では見逃せないウニ祭りが目白押しです!

普通に食べようとするとびっくりするような値段がするウニ丼。できれば鮮度の良いウニを少しでもお値打ちに食べたい。

 

天然昆布の"牧場"で育つ極上ウニを楽しむ!(岩手・洋野町)

岩手県洋野町(ひろのちょう)では、世界でここにしかないというウニ牧場(R)で育ったウニが水揚げされます。

三陸海岸の浅瀬に掘った溝の中に天然昆布を繁殖させて稚ウニを放流し、栄養豊富な昆布の"牧場"で育てる「栽培漁業」です。

「ウニ牧場」と呼ばれるウニの養殖溝。

ウニの品質にはエサが非常に重要。

何もしなければ雑食で様々なエサを食べてしまうウニを良質な環境で育てると、濃厚な旨味を持つ極上のウニに育つのです。

岩手県内髄一の水揚げ量を誇る洋野町のウニは品質もピカイチ。

そんな洋野町のウニを存分に味わえるのが「たねいちウニまつり」。

「たねいち」(種市)は洋野町内の地名で、ウニが水揚げされる種市海岸のことです。

ウニの販売や殻割り、ウニ丼作り体験など、とにかくウニ目白押し。

大人も子どもも思いっきり楽しめるイベントです。

https://iwatetabi.jp/event/img/1280

https://iwatetabi.jp/event/detail/03507/504.html

なお、今年2023年の開催日程はまだ「7月中旬」としか書かれていませんが、洋野町役場に問い合わせたところ日付はおおむね決まっていて、このあと関係者との調整がつき次第公表するとのことです!

 

ウニを箱詰め!贅沢イベントはハガキ抽選で勝ち取れ(宮城・石巻市)

産地のウニを自分でお得に仕入れたい!という人にはこちらのイベント、「おがつ海鮮まつり夏」がおすすめ。

i-kanko.com

「おがつ」(雄勝)は石巻市の中でも東側の、太平洋に面した湾を囲む地域。

活ウニが1箱約1.5gで3000円と市価よりかなり安いので、さすがに希望者全員というわけにはいかず抽選となります。

しかも最近ではほとんどお目にかからなくなったハガキ抽選で、結果が出るまでドキドキです…!

イベント自体は7月2日(日)開催ですが、抽選の郵送締切は6月12日(月)となっているため(当日消印有効)、ご興味のある方はお急ぎください!

 

現地でも通販でも!奇岩あふれる村の濃厚ウニ(青森・佐井村)

佐井村(さいむら)という村名を聞いたことのある方はかなり少ないとは思いますが、下北半島の最西部に位置する、不思議な絶景と独特の文化を持つ美しい村です。

https://utsukushii-mura.jp/assets/uploads/2019/01/sai_01-940x550.jpg

(画像リンク元は下記ページ↓)

utsukushii-mura.jp

この佐井村でウニ丼をお値打ちに食べられるのが、佐井村うに祭り。

コロナ禍で中止が続いていたイベントですが、去年2022年には3年ぶりに復活し、今年2023年は6月17日(土)・18日(日)に開催予定です。

なお、下記のサイト↓にウニ丼が「1000円」とあるのですが、おそらく2000円の誤りです。

shimokita-tabi.jp

実際に行かれる方は観光協会に確認された方がよいと思います…!

また、現地に行くのはちょっと難しい…という人のために、通販企画も実施されています。

saikanko.sakura.ne.jp

申込者が多いと抽選になりますが、佐井村のように本州最北に近い場所から直接届くウニは貴重なので、気になる方はぜひ応募してみてください。