みちなるみちのく

東北180市町村を回った筆者が、あなたの知らない東北(みちのく)をご紹介します。

がぉー!迫力満点の「わらアート」と秋の植物を楽しむ(せんだい農業園芸センター)

収穫の秋、東北各地から続々出荷される新米を食べ比べるのはもちろん欠かせない楽しみですが、今日ご紹介するのは稲を「見る」楽しみ方です。

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せんだいわらアートでは毎年、人の身長を超える3~5メートルの恐竜が出現する(2016年撮影)

宮城県仙台市にあるせんだい農業園芸センターでは、毎年この時期、稲わらを使った恐竜が現れます。

「2020せんだいわらアート」12月5日(土)まで

https://sendai-nogyo-engei-center.jp/event/detail.php?id=347

登場する恐竜のラインナップは年によって変わり、私が訪れた年にはトリケラトプスやプテラノドンなど子どもに大人気の恐竜たちが勢揃いでした。

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大人も子どももはしゃぎたくなる、わらアートたち(2016年撮影)

せんだい農業園芸センターは野菜の収穫体験をしたり花やハーブを見て楽しめる施設で、広大な敷地内には季節ごとに様々な植物が顔を出します。

里山の雰囲気を感じさせる草花に囲まれて歩けるのは、癒しの時間です。

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秋の可憐な草花の向こうにさりげなく見えるトリケラトプス(画面中央付近)(2016年撮影)

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ハーブ園には数えきれないほどの種類のハーブが並ぶ。この写真のアップルミントは本当にりんごのような香りがしてびっくり!(2016年撮影)

センターのある仙台市若林区は2011年の東日本大震災で津波の被害を受けた地域で、住宅や学校だけでなく田畑も大きな被害が出ましたが、今では復活した田んぼや畑から美味しい農作物が収穫できるようになりました。

わらアートの作成に使われているのは被災農地から収穫された稲わら。

つまり、この恐竜たちは復興の象徴でもあります。

 

今年のわらアートには、オープニングイベントは中心になってしまったものの、恐竜の仲間に新作ティラノサウルスが加わったとのこと!

これは現地で見たら一段と迫力がありそうです!

 

ちなみに地球上で恐竜が実際に活動していた白亜紀のころ、地球の平均気温は現在より10度以上高かったそうですから、私たちにとって過ごしやすい秋晴れの日は恐竜たちにとって寒いくらいかもしれません。

そして朝晩は人間にとっても冷える季節になってきました。

午後の気温の落ち方が早いですから、わらアートに夢中になっている間に風邪をひかないよう、上着を持っておでかけください!