みちなるみちのく

東北180市町村を回った筆者が、あなたの知らない東北(みちのく)をご紹介します。

週明けは今季初の寒波がやってくる!気象予報士が解説する「寒気」と「寒波」の違い

ここしばらく平年より気温の高い日もあって、特に日中は日差しさえあれば過ごしやすいくらいの日も多かったのですが、週明け(12月14日~)にはとうとう今季初の寒波がやってくる見通し。

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青森と仙台の週間予報(2020年12月12日17時時点)

東北の週間予報を見ると…、青森の週間予報は見るだけで身も心も凍りそうですし、仙台でも最高気温3度の日が連続するなんて、なかなか手強い寒気がやってくることがわかります。

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東京と松江の週間予報(2020年12月12日17時時点)

ちなみに東京でも最低気温は2度まで下がる日がある予想ですし、日本海側にいたっては西日本の松江でさえ来週前半は雪の日が連続すると予想されています。

 

と、ここまで書いてきて、「寒波」という言葉と「寒気」という言葉が両方登場していましたが、両者の違いをパッと言える人は少ないかもしれません。

 

「寒気」というのは「冷たい空気」のこと。

そのままというか、意外とこの言葉は情報量が少ないのです。

 

一方で、「寒波」とは「広い地域に2~3日、あるいはそれ以上にわたって、著しい気温の低下をもたらすような寒気がやってくること」です。

今度は逆に、意外と情報量が多いことに驚く方もいると思います。

つまり、「寒波が来る」と言われたら、少なくとも2日以上気温が低い状態が続くし、日本の多くの地域に関係があるし、その気温の低下は著しい、つまり尋常じゃない寒さということになります。

そしてもちろん、尋常じゃない寒さの主要因は、上空尋常じゃない寒気が流れ込んでいること。

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冬の日本海側では、強い寒気が入れば入るほど大雪の確率が高くなる。

そしてそして…、日本で冬期、上空に尋常じゃない寒気が流れ込めば、日本海側の広い範囲でまとまった量の雪が降ることは、ほぼ必然です。

寒波の到来を「冬将軍がやってくる」と表現するのも、わかる気がします。

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ナポレオンを圧倒したロシアの厳しい冬をイギリスの新聞が「General Frost」と表現したことから生まれた言葉「冬将軍」。

というわけで、週明けからの寒さと雪に備え、全国的に冬支度が必要そうです。

 

みちのくの各地では、各地で冬支度が進んでいます。

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 (リンク元:国営みちのく杜の湖畔公園「花ブログ」)

雪国でよく見かける「雪吊り」は、冬の間に降り積もる雪の重みから庭木を守るだけでなく、日本らしい、懐かしい景観を形作るのに一役買っています。

 

雪が降らないような地域でも、週明けからの寒さこれまでとは一段違います

いつも真冬にしか使わないような分厚いコート防寒具、そしておうちを暖かくするためのグッズを、この週末のうちに揃えておいた方が良さそうです。