みちなるみちのく

東北180市町村を回った筆者が、あなたの知らない東北(みちのく)をご紹介します。

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2(にゃん)2(にゃん)2(にゃん)の日に訪れたい!日本で唯一!?「猫ノ図書館」(岩手・奥州)

今日2月22日は、2(にゃん)2(にゃん)2(にゃん)の語呂合わせで「猫の日」

しかも、今年は2022年2月22日ということで、"にゃんにゃんにゃん"が重なる「スーパー猫の日」なんて言われたりもします。

東北には、おそらく日本で唯一ではないかと思われる、猫と猫好きのための公設図書館が存在します。

正確に言うと、この「猫ノ図書館」は、岩手県奥州市にある胆沢(いさわ)図書館猫本コーナー

猫に関する本が実に1700冊ほど集められた、文字通り"猫づくし"の空間です。

もともとは約800冊の猫関連書籍からスタートしたこのコーナーですが、寄贈などで蔵書が増え、今では倍以上に。

そして今日、2022年2月22日をもって5周年を迎えました。

図書館内の1コーナーとはいえ、この「猫ノ図書館」には館長もいます。

「むぎ」という名前のメス猫で、ブリティッシュショートヘアという種類に特徴的なブルーグレーの毛並みと大きな目が愛らしい。

館長の職は、公募で集まった猫ちゃんたちの中から人気投票で決定したそうです。

ブリティッシュショートヘアは「不思議の国のアリス」に出てくるチェシャ猫のモデルとも考えられていて、毛の色や目の形以外にも、ふっくらした頬小さな耳なども特徴的。

むぎ館長は毎日出勤するわけではなく、普段はPRグッズのモデルなどを務め、イベントの際や、飼い主が図書館に本を探しに来るときについてきたりして不定期に登場するそうです。

この猫ノ図書館では、創立5周年を記念して特別イベントを開催する予定でしたが、現在は新型コロナウイルス感染拡大を受けて臨時休館中です(2月28日までの休館予定)。

代わりに現在は"バーチャル猫ノ図書館"と銘打って、館内の様子むぎ館長の可愛らしい姿をいつもより頻繁に公式Twitterで見ることができます。

今はなかなか直接訪れることができませんが、落ち着いたらぜひ、猫いっぱいの空間で癒されてください!