秋田県の南東部、仙北市にある角館(かくのだて)と呼ばれるエリアは、古くからの街並みや武家屋敷が残る歴史的な地区として「みちのく小京都」の異名を持ちます。
歴史情緒あふれる通りには多くの枝垂れ桜が植えられていて、今まさに見頃。
おはようございます!今日の角館は晴れ。
— kakunodatekanko (@kakunodatekanko) April 19, 2022
予想最低気温1度。予想最高気温21度。
樺細工伝承館前のシダレザクラがだいぶ華やかになってきました🌸
仙北市の春を彩る花々の様子を「あきた花紀行」にて随時更新していますのでぜひチェックしてみてください!https://t.co/Jk3hXRadRg pic.twitter.com/zOekr3alQ9
(本日4月22日は曇り空だったので20日の写真をリンクしていますが、22日時点でも同様に咲いています!)
武家屋敷を囲む塀は黒板塀(くろいたべい)と言って木の板を黒く塗ったものですが、その塀の黒と枝垂れ桜の淡いピンク、そして木々の緑のコントラストは、角館ならではの景色です。
江戸時代からの建物が多く残る角館は重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、半径2キロほどのコンパクトなエリアに武家屋敷のほか明治・大正期の近代建築などが立ち並び、中に入って見学できる建物もあります。
夜はライトアップされてまた違った趣になり、1日中楽しむことができます。
歴史的な街並みだけでも十分美しいですが、歩いてすぐの場所を流れる桧内川(ひのきないがわ)沿いにも約2キロにわたる桜並木も。
約400本のソメイヨシノが一斉に咲き誇る様子は圧巻です。
最近は道路や駐車場も整備されて散策しやすくなり、鉄道の駅からは多少歩きますが(10~15分くらい)、道中には素敵なカフェや、名物である比内地鶏やきりたんぽ、そして稲庭うどんのお店などもあり、退屈せずに歩くことができます。
ちょうど東北新幹線も地震後の復旧工事が進んで全線再開しており、アクセスも改善。
桜の見頃はこの週末(4月23~24日)まで続きそうです。
時を忘れて歴史情緒に浸れる角館で、ゆったり時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。