みちなるみちのく

東北180市町村を回った筆者が、あなたの知らない東北(みちのく)をご紹介します。

黒板塀に降りかかる枝垂れ桜 ″みちのく小京都„ 角館で桜満開(秋田・仙北)

秋田県の南東部、仙北市にある角館(かくのだて)と呼ばれるエリアは、古くからの街並みや武家屋敷が残る歴史的な地区として「みちのく小京都」の異名を持ちます。

歴史情緒あふれる通りには多くの枝垂れ桜が植えられていて、今まさに見頃

(本日4月22日は曇り空だったので20日の写真をリンクしていますが、22日時点でも同様に咲いています!)

武家屋敷を囲む塀は黒板塀(くろいたべい)と言って木の板を黒く塗ったものですが、その塀の黒と枝垂れ桜の淡いピンク、そして木々の緑のコントラストは、角館ならではの景色です。

江戸時代からの建物が多く残る角館は重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、半径2キロほどのコンパクトなエリアに武家屋敷のほか明治・大正期の近代建築などが立ち並び、中に入って見学できる建物もあります。

見学可能な建物の一つ、西宮家(過去の様子)。

夜はライトアップされてまた違った趣になり、1日中楽しむことができます。

角館のライトアップ(過去の様子)。2022年は桜まつり期間中(4月20日~5月5日)、毎日17時30分から21時頃まで点灯。

歴史的な街並みだけでも十分美しいですが、歩いてすぐの場所を流れる桧内川(ひのきないがわ)沿いにも約2キロにわたる桜並木も。

約400本のソメイヨシノが一斉に咲き誇る様子は圧巻です。

桧内川堤(過去の様子)。今年2022年も見頃を迎えている。

最近は道路や駐車場も整備されて散策しやすくなり、鉄道の駅からは多少歩きますが(10~15分くらい)、道中には素敵なカフェや、名物である比内地鶏きりたんぽ、そして稲庭うどんのお店などもあり、退屈せずに歩くことができます。

ちょうど東北新幹線も地震後の復旧工事が進んで全線再開しており、アクセスも改善

桜の見頃はこの週末(4月23~24日)まで続きそうです。

時を忘れて歴史情緒に浸れる角館で、ゆったり時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。