みちなるみちのく

東北180市町村を回った筆者が、あなたの知らない東北(みちのく)をご紹介します。

MENU
ーおすすめ記事ー

咲きこぼれる樹齢500年の妖艶さ 小川諏訪神社シダレザクラ(福島・いわき)

東北で一番早く桜が咲く福島県いわき市には、春のいわき旅行でココは外せない!というくらい有名な桜があります。

境内に所狭しと枝を広げる、小川諏訪神社のシダレザクラ(過去の様子)

いわき市中心部の北側、JR小川郷駅から歩いて15分ほどのところにある小川諏訪神社のシダレザクラです。

品種としてはエドヒガンザクラで、市の天然記念物にも指定されています。

その樹齢は500年以上とも650年とも。

とても500歳を超えているとは信じられないくらいの生命力を誇り、今でも毎年カメラに収まりきらないくらい盛大に花を咲かせます

太さ1メートルを超える幹からしなやかな枝が伸びる、ダイナミックな美しさ(過去の様子)

薄紅色の花と鳥居や社殿の、そして石垣とのコントラストも美しく、まるで絵画のような風景です。

ただそのままで鮮やかな色のコントラスト(過去の様子)

小川諏訪神社のシダレザクラの魅力は昼だけではありません。

例年、見頃時期の土日には夜のライトアップが行われれ(2023年については未公表)、一層妖艶な姿を楽しむことができます。

例年、一番の見頃になる土日にライトアップが行われることが多い(過去の様子)

闇夜に浮かぶような幻想的な姿は、一度見たら忘れられません。

 

小川諏訪神社のシダレザクラは例年4月上旬に見頃を迎えますが、今年2023年は全国的に桜の開花が早まっているので、いつもより早くなるかもしれません。

いわき市の観光サイトで最新情報が確認できるので、ぜひチェックしてみてください。

kankou-iwaki.or.jp

また、"東北のハワイ"と呼ばれるくらい温暖ないわき市内では、同じ時期にあちこちでソメイヨシノも見頃を迎えます。

平中央公園や松ヶ岡公園など、ゆったりとお花見をできる場所も多いです。

春のおでかけに"東北のハワイ"の桜はいかがですか?