「今週のお題」が先日から「今年、学びたいこと」になっていて、書こうかどうかずっと悩んでいた記事。
by Udemy
実は最近、「薬膳」の資格を取ろうと資料を取り寄せたところだったのです。
これまですでに野菜ソムリエと食育インストラクターの資格を取っていて、普段の仕事をするにも、そしてこのブログで東北の食材を紹介するにも、もうこれで十分かなという感覚でした。
でも、もう一歩踏み込んで、食材と体の関係をしっかり見つめようとすると、ちょっと足りないかなと思うときがあるのも事実。
そんな思いから資料を取り寄せてみたのですが、せっかくこんな「お題」に巡り合ったことだし、今年は「薬膳マイスター」を目指してがんばりたいと思います!
というわけで今日の記事では、「薬膳」に関する資格についてご紹介します。
「薬膳(薬膳料理)」とは、体のひずみを整えてより健康になるために、人それぞれの体質や体調に合った食材を組み合わせて作る料理。
つまり、病気になる前に、病気になりにくい体を作っていくための食事のことです。
薬膳の考え方では、人の体質や体調、それに様々な食材の特徴を「陰」と「陽」に分類し、「陰」と「陽」のバランスを取ろうとすることで健康増進を図ります。
薬膳の勉強は、私のように料理や食育に興味がある人だけでなく、「病気じゃなのになんとなく体調不良が続いている」とか、「美容やダイエットをがんばっているのに思うようにいかない」という人にもおすすめです。
自宅で通信教育により取得できる薬膳関連の資格は、主に2つ。
ユーキャンで取れる「薬膳コーディネーター」と、がくぶんで取れる「薬膳マイスター」です。
資格の内容や、取得にかかる時間や難易度にあまり大きな違いはないのですが、私が調べた限りでは、どちらかというと前者は中国医学や漢方の知識が中心で、後者は日本の食材・食事の中での薬膳の活かし方が中心、というイメージです。
私の目指している感じは後者に近かったので、「薬膳マイスター」を取ろうと決めました。
薬膳と聞くと病院食のように味が薄かったり、薬のように苦かったりするイメージを持つかもしれませんが、従来の意味はさきほど書いたように「より健康になるための、自分の体にあった食事」。
なので、必ずしも特殊な調理法や苦い食材を必要とするわけではありません。
「薬膳マイスター」のテキストには、普段食べるような和食や洋食、さらにはスイーツに薬膳の考え方を取り入れてアレンジする方法も解説されています。
身近な食材や作りやすい料理から順に実践することができる、というわけです。
そしてもちろん、中国伝統の漢方について学ぶことで、薬膳の活用の幅は広がります。
今まで八角とかクコの実くらいしか知らなかったので、もっともっと知識を増やして自分でも使い分けられるようになりたいです!
ちなみに通信講座の受講期限は、受講開始から10か月。
期限が区切られていると、私のようなガッツの足りない人間でもがんばれそうです。
無事に資格を取れたら、このブログでもご報告させていただきます!!