みちなるみちのく

東北180市町村を回った筆者が、あなたの知らない東北(みちのく)をご紹介します。

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オンザロックで味わうオール秋田の夏酒 ヒデヨシ・クラウド(秋田・大仙)

久しぶりに投稿するお酒の記事は、秋田県大仙市(だいせんし)の鈴木酒造店が醸す夏酒、ヒデヨシ・クラウド

秋田の米、そして秋田の酵母から生まれた旨みがぎゅっと詰まった夏限定酒です。

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青空に雲のイラストが爽やかな、ヒデヨシ・クラウド

鈴木酒造店は元禄2年(1689年)に鈴木松右衛門が創業し、以来300年以上にわたって秋田で日本酒を作り続けている蔵元です。

代表銘柄の「秀よし」は、秋田藩主佐竹公から「秀でて良し」と評され嘉永年間には御用酒として認められました。

www.hideyoshi.co.jp

夏限定酒のヒデヨシ・クラウドは、秋田県生まれの酒米である「秋田酒こまち」が使われています。

秋田県が10年ほどかけて開発した「秋田酒こまち」は、大粒高精白が可能、そして蒸米に弾力があり表面が乾きにくいことから麹がつくりやすいという、山田錦に並ぶとも言われる酒米です。

酵母も秋田オリジナルで、秋田の米・酵母・水を使ったオール秋田のお酒です。

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ラベルをよく見ると、右下に通常の「秀よし」ラインナップに描かれるのと同じ書体が印字されている。

甘味酸味、そして旨味ぎゅぎゅっと凝縮された濃厚な味わい。

夏酒なのに濃いの!?と思われそうですが、そこはオンザロックで解決です。

氷を浮かべることで一気に爽やかでフルーツのようにみずみずしい印象に変わって、夏にぴったり

ちなみに個人的には、氷なしの濃ゆい状態で飲むのもかなり好きです。

日本酒が好きな人にはぜひ一度飲んでいただきたい!

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少し黄色みがかったヒデヨシ・クラウド。純米吟醸だが華やかというより大胆という方がしっくりくる味わい。

ヒデヨシ・クラウドをはじめ鈴木酒造店のお酒は、オンラインショップでも買うことができます。
craviton.com

300年を超えて受け継がれるこだわりのお酒、ぜひ味わってみてください!