みちなるみちのく

東北180市町村を回った筆者が、あなたの知らない東北(みちのく)をご紹介します。

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冬ごもりの季節 ―― 今日は二十四節気の大雪

今日12月7日は、二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ、大雪(たいせつ)です。

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本格的な雪が降り始める頃とされていて、実際に今日も、平地では冷たい雨のところが多かったですが山沿いでは雪になったところがありました。

二十四節気は1年を二十四個の節気に分けて、1つ1つについて「この節気には例年こういうことが起きますよ」と教えてくれるもので、天気予報がなかった時代から人々が生活や農作業の目安としてきた便利な指標です。

今回の「大雪(たいせつ)」は、本格的な雪が降り始めるというだけでなく、動物たちが冬ごもり、つまり冬眠をし始める時期の目安ともされています。

冬眠で思い出すのは、東北にいた頃、冬眠中の熊の観察に行った時のとです。

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ちなみに熊の冬眠はトカゲやカエルなどの冬眠と異なり、かなり眠りが浅いので、ちょっとした物音でも起きてしまうことがあるが、それでもずっと飲まず食わずで過ごす。

もちろん野生の熊ではありません

動物園、正確には熊牧場にいる熊の見学です。

秋田県北秋田市にはツキノワグマとヒグマを飼育する「くまくま園」という牧場があり、世にも珍しい「冬眠見学」というイベントを例年企画しています。

(下記は昨年度2021年1月のお知らせ。今年度実施されるかはまだ発表がありません。)

hahaha.akita.jp

くまくま園は冬の間、積雪が多い上にそもそも主役の熊が冬眠してしまうので休園していますが、このイベントの時だけは園を開けてもらい入ることができます

冬眠中ということは普通に寝ているので、寝ている熊を見て何が楽しいのかと思われそうですが、実は大人のメスは冬眠中に出産をします。つまり、運が良ければ赤ちゃん熊が見られるということです。

(くまくま園公式Facebookより)

この個性的なイベントについては語り出すと長くなるので、また別の記事で詳しく書きたいと思います。

ところで、二十四節気の大雪にはもう一つ、「正月準備を始める頃」という意味もあります。

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ちなみに来年2022年は寅年。

今年2021年も残りあと3週間余り

新しい年を迎える準備を少しずつ進めていきたいところです。