みちなるみちのく

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寒さが自慢!?本州一寒い地で楽しむ造形美「氷の世界」(盛岡)

最強寒波による雪や寒さがつらい今週ですが、本州一寒いと言われる岩手県盛岡市の薮川(やぶかわ)地区には、「寒さ」を逆手に取って観光客を呼び込むイベントがあります。

1年の半分ほどが最低気温マイナスの盛岡市藪川。冬の間は最高気温すらマイナスになる極寒の地。

今月1月21日から盛岡市内のアウトドア施設「まほら岩手」で始まった「氷の世界2023」は、氷でできた洞窟やかまくら、巨大すべり台など、とにかく氷づくし

開催地である盛岡市の薮川(やぶかわ)という場所は真冬にはマイナス20度を下回ることもあり、気温が一日中0度を下回る真冬日も珍しくありません。

他ではなかなか経験できない極寒の中、壮大な氷の造形美を楽しめます。

イベントの呼び物である氷の洞窟全長約20メートル

建設用の足場におよそ1か月間、水をかけて完成させたそうで、中に入ると別世界に迷い込んだような雰囲気を味わえます。

外では氷の滑り台のほか、子どもも大人も乗れるソリやライダーの貸し出し、そして暖かい食べ物や飲み物はかまくらの中のこたつでも味わえて、楽しみ方も様々(ソリ・ライダーの貸し出し、こたつともに有料)。

夜は岩手県内最大級のライトアップにより、幻想的な世界が描き出されます。

盛岡市藪川の「まほら岩手」で開かれている「氷の世界2023」は2月26日まで。

料金など詳しくは公式HPをご覧ください。

www.mahora-iwate.com

本州一寒いと言われる薮川。

日常から離れて圧倒的な極寒と圧倒的な造形美を味わってみませんか。