今週のお題が「おうち時間2021」ということで、お取り寄せグルメをお楽しみの方も多いかと思いますが、ここ最近私がお取り寄せしたものの中でも一番のクリーンヒットがこちら。
「わたり あら浜」の銀鮭はらこめしです!!
あら浜で一番人気の「はらこめし」を秋以外にも楽しんでもらいたいと誕生したメニュー。
以前、宮城県南部の郷土料理として「はらこめし」をご紹介したことがありましたが、
その「はらこめし」の銀鮭バージョンです。
鮭であれば種類なんて何でもいいのでは…?と思われるかもしれませんが、それがそうでもない事情があるのです。
以前の記事でも解説したように、「はらこめし」はもともと、宮城県南部で海にそそぐ阿武隈川を遡上する秋鮭の漁が解禁されるのに合わせて作られる郷土料理。
つまり、秋に海から川に遡上する、シロザケという種類の鮭を使う料理です。
一方で銀鮭はチリなどから輸入されるものが多く、銀鮭を使うはらこめしは"郷土料理"とはちょっと呼びにくくなります。


クール便で届く折詰を解くと銀鮭のみがご飯に盛られていて、ご飯と鮭を電子レンジで温めてから、別のケースに入ったイクラを自分で盛り付けるようになっている。
ただ、「春もはらこめしを楽しんでほしい」というお店の思いもわかりますし、私自身も「秋以外も食べたい!」という気持ちはあります。
そして何より、美味しいは正義…!
とにかく、美味しい。
こんなに美味しいものを秋だけでなく春も食べられるなんて、夢のようです。
ちなみに銀鮭を使っている分、白鮭よりも身に脂があるので、秋のはらこ飯よりも早くおなかいっぱいになる感じがします。
また、お酒(特に日本酒)を合わせる方は、秋よりも辛口のお酒を選ぶと良さそうです。
この銀鮭はらこめし、私は東京に住んでいて今の状況でなかなか宮城に行くことはできないのでクール便でお取り寄せしましたが、もちろん店舗でもいただくことができます(下記)。
なお、あら浜では五季飯といって年間5種類の季節ごはんを出していて、先月4月までは「ほっき飯」、そして再来月7月になると「あなごせいろ」が始まります。
あなごももちろん楽しみですが、我が家ではあまりにも銀鮭はらこめしが人気なので、期間中にもう一度頼むことになりそうです。
なお、上記HPで表記されている五季飯の提供期間は、お取り寄せの場合早めに終了することもあるので、ご興味のある方はお早めに…!