このところ涼しい日が続いていて、山登りや紅葉に興味のある方はニュースでご存知かもしれませんが、東北の山々が美しく紅葉し始めています。
特に今まさに見事を迎えているのが、宮城・岩手・秋田にまたがる標高1626メートルの栗駒山(須川岳・大日岳とも)です。
栗駒山については以前もご紹介したことがありますが、
その魅力はなんといっても圧巻の美しさ、そしてその美しさが"多彩"であることです。
一般的には宮城県のいわかがみ平か岩手県の須川温泉から登りますが、赤を基調とした木々の葉が山肌を覆っている宮城県側と、火山性のごつごつした岩が多くみられる岩手県側とでは、印象がまったくことなります。
また、紅葉シーズンは登山者用のバスも運行され、日帰りで登頂できることから初心者でも登りやすい山の一つです。
宮城県側から6つ、岩手県から2つ、秋田県から1つと、登山コースが豊富にあるので、上級者もレベルに応じてコースを選ぶことができ、それぞれ栗駒山の違った側面、そして違った魅力を感じることができます。
なお、紅葉シーズンは特に宮城県側を中心に駐車場が混雑します。
地元のホームページを確認するなどして、現地で困らないように情報はチェックしてください。
また、栗駒山に限らず、今紅葉が見ごろになっている山は標高が1500メートルを超えるところがほとんどなので、地上との気温差や天気の急変には十分お気を付けください!