東北が一番熱く輝く瞬間、それは各地に受け継がれる夏祭りだと思っています。
みちのくの魂と伝統がぎゅっと凝縮された数日間。
祭りが無ければ夏は始まらないし、終わらない。
実は、東北では「夏」を感じる期間が短いのです。
公立小中学校の夏休みも例年、他地方と比べて短いところが多いですが、
暑さのピークが短く、朝晩冷え始めるのが早いのが特徴です。
その短い夏に、ぎゅぎゅっと色んなものを詰め込んだのが、東北各県の夏祭り。
地元の人が楽しみ、観光客で賑わうというだけでなく、
様々な祈りが受け継がれた、大切な大切な瞬間です。
今年2020年は、その夏祭りが各地で中止となりました。
でも、みちのくの祭りに受け継がれる魂の灯は、
これで輝きを失うわけではありません。
本来は先週から今週前半にかけて開催されていたはずの夏祭りの魅力を、
このブログではシリーズでお伝えしていきたいと思います。
「祭り」と一言で言っても実はかなりの数があるのですが、
ここでは便宜的に、東北絆祭まつり(東北六魂祭から改称、また別の記事で詳述)に含まれる6つの祭りに注目してお伝えします。
ラインナップは次のとおり。
青森:青森ねぶた祭
秋田:秋田竿灯まつり
岩手:盛岡さんさ踊り
山形:山形花笠まつり
宮城:仙台七夕まつり
福島:福島わらじまつり
まず明日は青森からスタートです。
お楽しみに!