みちなるみちのく

東北180市町村を回った筆者が、あなたの知らない東北(みちのく)をご紹介します。

あっという間に積雪3メートル!酸ケ湯は今年も別世界(青森)

今週は東京で10センチの雪が積もってニュースは雪の話題でいっぱいになったところですが、東北の豪雪地帯・青森県の酸ケ湯では、すでに積雪が3メートルを超えています。

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2022年1月8日午後3時時点の積雪の様子(アメダスによる観測)。気象庁HPより。酸ケ湯の積雪305センチもすごいが、そのほかも広い範囲で50センチ~1メートルの積雪を記録しているあたりはさすが青森県。

上の図で、左側が青森県を拡大した図ですが、その中心あたりで1か所だけ赤紫色の文字になっていて「305」と書かれているところが、酸ケ湯温泉で有名な酸ケ湯です。

今日1月8日の午後3時時点で積雪3メートル5センチ

つい3週間ほど前に今シーズン初めて1メートルを超えたばかりでしたが、その後の度重なる寒波積雪は急増していき、年明けには3メートルを超えました。

そんな酸ケ湯の今朝の様子がこちら。

さすが日本有数の豪雪地帯、積雪3メートル超でも道路はしっかり除雪されていて観光にも最適というのがすごい。

レベルの違いを見せつけられたような心地です。

東京なら積雪10センチでも除雪が追い付かないですからね…。

ちなみに酸ケ湯の積雪が1メートルを超える前、今から約1か月前はこんな感じでした。

これでも十分すごい雪ですが、さきほどの写真を見比べると、「すごい」の中にも段階があることがわかります。

酸ケ湯での季節の進み具合が別世界すぎる話は以前の記事でもご紹介しましたが、

megumin1120.hatenablog.com

同じ国で本当にここまで違うとは、自然の不思議さ、そして奥深さを実感します。

酸ケ湯で極端に雪が多いのは、青森県の地形の影響によって、日本海から流れ込む雪雲が酸ケ湯あたりで合流するためです。

日本にはこのような特徴的な地形が多く、中緯度地域であるにも関わらず極端に雪が降る場所があちこちにあります。

そういった豪雪地帯を、東京や大阪のように雪が少ない場所を同じように扱うことはできないため、たとえば大雪警報の基準などは地域ごとにかなり異なります。

以前の記事でもご紹介しましたが、東京の大雪警報基準は12時間で降雪5センチである一方、豪雪で有名な山形県の肘折では12時間55センチ

megumin1120.hatenablog.com

まさにオーダーメイドの防災情報で、命を守るための対策が今も試行錯誤され続けています。

進化し続ける情報をしっかり活用できるよう、私たちも日頃の備えをコツコツやっていきましょう!